『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』で長年「山ちゃん」として親しまれてきた月亭方正さん。
泣いたり、叫んだり、怖がったり。そんな「いじられキャラ」の印象が強いだけに、若い頃の姿を見ると驚く人も多いかもしれません。
実際、当時の山崎邦正さんは細身で若々しく、現在とはかなり違った雰囲気です。
しかも「昔はイケメンだった」というのは、写真を見た印象だけではありません。
本人によると、高校時代には「ミスター南高」に選ばれ、芸人として人気が出てからは、バレンタインチョコの数で明石家さんまさんを上回ったと言われたこともあったそうです。
今回は、現在の月亭方正さんからは少し想像しにくい「モテていた山崎邦正時代」を振り返ります。
爽やかだった若手時代

月亭方正さんは、かつて本名の「山崎邦正」として芸能活動をしていました。
1987年にNSC大阪校へ入り、その後「TEAM-0」を結成。1989年には東京へ進出しています。
当時の写真を見ると、現在よりかなり細身で、短い髪に童顔気味の顔立ち。今の月亭方正さんしか知らない人なら、「山ちゃんってこんな感じだったの?」と思うかもしれません。
しかし、方正さんのモテエピソードは芸能界に入ってから始まったわけではありませんでした。
高校時代の「ミスター南高」

2025年8月、月亭方正さんはTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』で、自身の学生時代について語っています。
方正さんが通っていた西宮南高校では、文化祭で「ミスター南高」「ミス南高」を選ぶ企画があり、方正さんは「ミスター南高」に選ばれたそうです。
芸能人になって人気が出たからモテたのではなく、高校生の頃から目立つ存在だったことになります。
本人は子供の頃から人前に出ることが好きで、小学校の卒業文集には「将来の夢はスターになること」と書いていたことも明かしています。
現在のいじられキャラだけを見ていると意外ですが、もともとスターへの憧れが強い少年だったようです。
「さんまさんを抜いた」バレンタイン

芸人になった後も、女性人気は続きます。
1989年に東京へ進出したTEAM-0でしたが、最初から売れていたわけではありません。仕事が少なく、アルバイトをしながら過ごしていた時期もありました。
大きな転機となったのが、ダウンタウンの東京進出です。
『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』などに出演するようになると、山崎邦正さんの知名度も急上昇しました。
そして本人によると、ある年のバレンタインに吉本興業から「チョコレートがたくさん届いている」と連絡を受け、取りに行ったところ、スタッフから明石家さんまさんを抜いたと伝えられたそうです。
あの明石家さんまさんを上回ったというのですから、かなりの人気だったことが分かります。
ラジオではナイツの塙宣之さんから「盛りすぎてません?」とツッコまれていましたが、方正さん自身も当時について「ワーキャーはすごかった」と振り返っています。
「かわいい若手芸人」という立ち位置
なぜ山崎邦正さんはそこまで女性から人気があったのでしょうか。
もちろん、当時絶大な人気を誇っていたダウンタウンの番組に出演していた影響は大きかったはずです。
ただ、当時の写真を見ると、それだけではなさそうです。
細身で童顔、親しみやすい雰囲気があり、方正さん本人も当時の自分について「かわいかった」と話しています。
現在でいうところの「かわいい系男性芸人」に近い立ち位置だったのかもしれません。
そこにテレビで見せる素直なリアクションや親しみやすさが加わり、若い女性ファンが増えていったのでしょう。
モテ男から「ヘタレ芸人」への変化

ところが、その後の山崎邦正さんは「イケメン芸人」として売っていく道には進みませんでした。
『ガキ使』で定着したのは、
- 泣く。
- 怖がる。
- キレる。
- 先輩から容赦なくいじられる。
そんな「ヘタレキャラ」です。
若い女性からキャーキャー言われていた芸人が、いつの間にかテレビを代表するいじられ芸人になっていました。
しかも、最初からこのポジションを確立できていたわけではありません。
コンビ解散後にはテレビ収録でうまく立ち回れず、帰り道で泣くこともあったと本人は振り返っています。
悩みながら自分の居場所を作り、情けない姿まで笑いに変えていった結果、「山崎邦正」という唯一無二のキャラクターが完成していったのでしょう。
若い頃を知ると見え方が変わる月亭方正
月亭方正さんが若い頃にモテていたという話は、単なる「昔はイケメンだった」という思い出話ではありません。
高校時代には「ミスター南高」に選ばれ、芸人になってからは大量のバレンタインチョコが届くほど女性ファンから人気がありました。
現在の姿からは想像しにくいですが、若手時代にはかなりの人気者だったことは確かなようです。
そして興味深いのは、そこから「かっこいい芸人」の道を進むのではなく、自分の情けない姿まで笑いに変える芸人になったことです。
さらに現在は落語家・月亭方正として高座に上がっています。
モテていた若手時代。
『ガキ使』で愛された山崎邦正時代。
そして落語家として活動する現在。
これほど印象が変化してきたことも、月亭方正さんという人物の面白さなのかもしれません。



コメント