祝・2級建築士一発合格!アンガールズ田中の知られざる「ガチ高学歴」とインテリ伝説

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お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志さんが、自身のインスタグラムで「二級建築士試験」に合格したことを発表しました。 49歳にして、超難関と言われる製図試験までストレートでクリアする快挙。

バラエティ番組では「キモカワ」や「いじられキャラ」として親しまれている田中さんですが、実は芸能界きっての超インテリであることをご存知でしょうか?

話題のワダイでは、見事「建築士」の肩書きを手に入れた田中卓志さんの、知られざる天才エピソード建築への愛を深掘りします。

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祖父は棟梁!建築に囲まれた「神童」時代

田中さんの「建築脳」のルーツは、幼少期にまで遡ります。 実は田中さんのお祖父様は大工の棟梁。実家も祖父が建てたもので、幼い頃から職人の技や建築の現場が身近にある環境で育ちました。

大工の棟梁

地元では有名な「賢い子」

テレビではコミカルな動きを見せる田中さんですが、子供の頃から非常に成績優秀でした。 特に理数系の才能は突出しており、高IQの持ち主であることもしばしば話題になります。

積み木やパズルなど、空間認識能力を問われる遊びが得意だったというエピソードもあり、この頃からすでに「建築士」としての素質が磨かれていたのかもしれません。

厳格な母・マミコさんの期待と「安定志向」

田中さんといえば、テレビでも度々共演されていたお母様(マミコさん)の存在が有名です。 教育熱心で厳格だったお母様は、田中さんに対して常に安定した職業に就くことを望んでいました。

安定志向

芸人への道は「裏切り」だった?

「せっかくいい大学を出たのに」

田中さんが芸人になると決めた時、お母様は猛反対されたそうです。 建築関係の職に就き、堅実な人生を歩むことを願っていた親心としては、当然の反応だったかもしれません。

しかし、今回49歳にして二級建築士の資格を取得したことは、天国のお母様への最高の親孝行になったのではないでしょうか。

「やっぱりあの子はやる時はやる子だ」と、空の上で喜んでいる姿が目に浮かびます。

国立・広島大学 工学部という「ガチ」な経歴

田中さんの最終学歴は、国立・広島大学 工学部 第四類(建築系)卒業です。 これは単なる「大卒芸人」の枠を超えた、正真正銘のエリート経歴です。

大卒芸人

学んでいたのはデザインではなく「構造」

建築学科というと、建物のデザインをイメージしがちですが、田中さんが専攻していたのは「構造力学」。物理学や数学を駆使して、建物の強度や耐震性を計算する、非常に難解で論理的な分野です。

地震に強い柱の太さは?
この梁(はり)はどれくらいの重さに耐えられる」

大学時代、田中さんはこうした複雑な計算式と日々格闘していました。彼のネタ作りにおける緻密な構成や、バラエティでの的確な分析力は、この理系脳によって支えられているのです。

溢れ出る「建築愛」とマニアックな視点

突撃!隣のスゴイ家

芸人になってからも、田中さんの建築への情熱は冷めることがありませんでした。 『突撃!隣のスゴイ家』(BSテレ東)などの番組では、専門家顔負けのコメントを連発しています。

巨匠・丹下健三を愛する

丹下健三

田中さんは広島出身ということもあり、世界的建築家・丹下健三(広島平和記念資料館などを設計)を尊敬しています。

プライベートで名建築を巡ることも多く、ただ「きれい」と感想を言うのではなく、

田中さん
田中さん

このコンクリートの打ちっ放しの質感がいい
あえてここで梁を見せているのがすごい‼️

といった、構造屋ならではのマニアックな視点で建物を愛でています。

仕事と両立での「一発合格」が凄すぎる理由

そして今回、二級建築士試験に合格。特筆すべきは、多忙を極める売れっ子芸人としての仕事をこなしながら、学科試験と製図試験をストレートで合格したという点です。

合格率20%台の狭き門

二級建築士の試験は、誰でも受かる簡単なものではありません。

主に戸建て住宅の設計・監理を行うための国家資格で、試験は7月の「学科(4科目)」と、それを突破した人だけが挑める9月の「設計製図」の2段階で行われます。

製図試験

特に製図試験は、5時間かけて手書きで図面を仕上げる体力と技術が必須です。建築系の学校を卒業すれば実務経験なしで受験できますが、最終合格率は約25%と狭き門。知識だけでなく、実践的な設計能力が厳しく問われる試験です。

49歳という年齢で、仕事の合間を縫って5時間の製図トレーニングを積み重ねた精神力は、並大抵のものではありません。インテリキャラという枠を超え、「努力の天才」であることを証明しました。

今後の展望:建築家・田中卓志の誕生?

見事、二級建築士の試験を突破し、晴れて「建築士」となったアンガールズの田中卓志さん。難関試験の合格はゴールではなく、新たなステージの幕開けと言えそうです。

まず期待されるのが、以前からメディアで「自分の手で直したい」と熱望していた実家のリノベーションです。建築のプロとしての知識を武器に、長年の夢であった親孝行が具体的な形として動き出すことでしょう。

建築士

また、芸能界における「建築コメンテーター」としての活躍も約束されたようなものです。単なる「詳しい人」から「有資格者」へと進化したことで、建物探訪番組などで見せる解説の説得力は段違いに。より専門的かつマニアックな視点を持つ、唯一無二のポジションを確立するはずです。

さらに、こだわり抜いた理想のマイホームを自ら図面を引いて建てる……そんな夢のような計画も、決して遠い未来の話ではないかもしれません。

お馴染みのユニークなキャラクターに、本職顔負けの知的な「建築知識」が加わった田中さん。お笑い芸人と建築士、二つの顔を持つ彼の今後の活動から目が離せません。

田中さん、本当におめでとうございます!

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