「あれ、何だっけ?」が増えたら。それ、スマホ認知症かも?治し方は?改善しましょう

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スマホ認知症 生活情報
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「あれ、今何をしようとしてたんだっけ?」
「昨日、上司に言われたこと、なんだっけ…?」
「簡単な漢字が、なぜか思い出せない…」

こんな「うっかり」が増えていませんか?

実は何を隠そう、私自身がまさにそうでした。特に目的もないのにSNSをスクロールし続け、気づけば1時間。寝る直前まで動画を見てしまい、翌朝なんだか頭が重い…。仕事のアイデアも浮かばず、「もしかして、自分の能力が落ちたのかな…」なんて、本気で落ち込んだこともあります。

スマホ認知症

もし、あなたも同じような経験をしているなら、それは「スマホ認知症」のサインかもしれません。

「スマホ認知症」という言葉、少しドキッとしてしまいますよね。でも、安心してください。これは正式な病名ではなく、スマートフォンの使いすぎで脳がちょっとお疲れモードになっている状態を指す言葉です。

そして、この「スマホ認知症」は、スマホとの付き合い方を少し見直すだけで、ちゃんと回復できるんです。この記事では、なぜそんなことが起きるのか、そして今日からできる簡単な対策を、私の体験も交えながらご紹介します。

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なぜスマホで脳が疲れるの?

物忘れ

では、なぜスマートフォンを使いすぎると、物忘れや集中力低下が起きてしまうのでしょうか。

私たちの脳は、優秀な「司令塔」のようなものです。しかし、スマホから絶え間なく流れ込む情報(ニュース、SNSの通知、メッセージ、動画…)は、この司令塔を常にフル回転させ、てんてこ舞いの状態にしてしまいます。

イメージしてみてください。あなたの脳という作業机の上に、次から次へと書類が積み上げられていく感じです。

💦 机が散らかり放題になる(記憶力の低下) 新しい情報を置くスペースがなく、大切な情報もどこに置いたか分からなくなります。これが「物忘れ」の正体です。そもそも記憶する余裕がないのです。

💦 一つの作業に集中できない(集中力の低下) 常に新しい情報(通知など)が気になり、一つの作業にじっくり取り組めなくなります。仕事や家事でのうっかりミスが増えるのはこのためです。

💦 ぼーっとする時間がない(アイデアが浮かばない) 実は、脳は「ぼーっと」している間に、頭の中の情報を整理整頓したり、新しいアイデアを生み出したりしています。スマホは、この大切な「お片付けタイム」を奪ってしまうのです。

💦 夜になっても脳が興奮状態(睡眠の質の低下) 寝る前のスマホは、脳に「まだ昼間だよ!活動するぞ!」という指令を出し続けます。これでは、ぐっすり眠れるはずもなく、翌朝も疲れが取れない…という悪循環に陥ってしまうのです。

要するに、「スマホ認知症」はあなたの能力が落ちたのではなく、情報過多で脳がキャパオーバーになっているだけなんですね。

スマホ認知症

あなたも当てはまる?スマホ認知症チェックと改善策・治し方

「自分もそうかも…」と思った方のために、簡単なチェックリストを用意しました。いくつ当てはまるか、試してみてください。

いくつ当てはまる?スマホ認知症セルフチェック

セルフチェック

ではあなたのスマホ認知症チェックをしてみましょう。

チェックリスト

□ 最近、人の名前や漢字が思い出せないことが増えた
□ 少し前の約束や指示を忘れてしまう
□ 仕事や家事の段取りが悪くなったと感じる
□ 集中力が続かず、単純なミスが増えた
□ 会話中に言葉が詰まることがある
□ 何だかイライラしやすくなった、または気分が落ち込みやすい
□ 特に目的もなく、ついスマホを長時間見てしまう
□ 寝る直前までベッドでスマホを使っている
□ スマホがないと不安になったり、手持ち無沙汰に感じたりする

いかがでしたか? 3つ以上当てはまったら、少しだけスマホとの距離を見直す良い機会かもしれません。

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか? 私も実践している、今日から始められる簡単な対策をご紹介します。無理せず、できそうなものから試してみてくださいね。

【即効性あり】まずはここから!

通知オフ

✅ 通知をオフにする
緊急でないアプリの通知は、思い切ってオフに。「ポコン!」という音に邪魔されなくなるだけで、驚くほど集中できます。

✅ 画面を白黒(グレースケール)にする
カラフルな画面は、脳にとって魅力的すぎます。白黒にするだけで、無駄にスマホを触る気が少し失せますよ(設定から簡単に変更できます)。

【習慣にしたい】脳を休ませるルール作り

スマホフリー

✅ 「スマホフリーゾーン」を決める
「寝室」と「食卓」だけはスマホ持ち込み禁止!とルールを決めるのがおすすめです。質の良い睡眠と、食事への集中を取り戻せます。

✅ スマホを持たずに散歩する
5分でも10分でもOKです。あえてスマホを家に置いて外に出てみましょう。景色を眺めたり、風を感じたりする「ぼーっとする時間」が、脳をリフレッシュさせてくれます。

【意識を変える】脳を鍛えるトレーニング

脳を鍛える

✅ すぐに検索しない
思い出せないことがあっても、すぐに調べずに「1分間だけ」自力で考えてみる。この「うーん」と考える時間が、脳の良いトレーニングになります。

✅ 「ながらスマホ」をやめる
テレビを見ながら、食事をしながら…という「ながらスマホ」を意識してやめてみましょう。一つのことに集中する習慣を取り戻すことが大切です。

私も最初は「スマホがないと落ち着かない!」と思いましたが、意識して「スマホを置く時間」を作ってみたら、不思議と頭がスッキリして、仕事のアイデアが浮かびやすくなったのを実感しています。

スマホと上手に付き合って、心と脳の健康を守ろう

スマホと上手に付き合う

改めてお伝えしたいのは、「スマホ認知症」という言葉に過度に怯える必要はない、ということです。

現代社会でスマホを使わずに生活するのは、ほぼ不可能です。スマホは私たちの生活を豊かにしてくれる、素晴らしいツールです。

だからこそ大切なのは、私たちがスマホに「使われる」のではなく、賢く「使いこなす」こと

今回ご紹介した物忘れや集中力の低下は、あなたの脳が「少し疲れてるよー!」と送ってくれているサインです。そのサインに気づいて、スマホとの距離を少しだけ見直してあげる。それだけで、脳は本来のパフォーマンスを取り戻し、あなたの毎日も、もっと快適になるはずです。

この記事が、あなたの心と脳の健康を見つめ直す、小さなきっかけになれば嬉しいです。


もし、物忘れや気分の落ち込みが日常生活に深刻な影響を与えていると感じる場合は、一人で抱え込まず、かかりつけ医や専門の医療機関に相談することも、大切な選択肢の一つですよ。

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