Snow Man「歌割り格差」問題で露呈する”見えざる分断”とは? ファンの叫びと専門用語から実情を読み解く

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2025年10月13日、9人組アイドルグループSnow Manがリリースした新曲『BOOST』。疾走感あふれるサウンドと圧巻のダンスパフォーマンスでファンを魅了し、ミュージックビデオは公開からわずか1日で340万回再生を突破するなど、その人気の高さを見せつけています。

しかし、その熱狂の裏で、ファンの間では一つの問題が再燃し、大きな議論を呼んでいます。それは、楽曲における各メンバーの歌唱パートの配分、通称「歌割り」をめぐる問題です。

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「またか…」落胆するファンの声

落胆するファン

新曲『BOOST』が配信されると、SNS上には称賛の声とともに、複雑な心境をつぶやくファンの声があふれました。

歌割り偏りすぎだろ

少ないとかは仕方ないけど同じ人が何回も歌ってて、たった1人が一度も歌割りないのはおかしいやん

またあべだてふか歌割り少ないの??いつになったらなおるんだよ

一般の人が見ても分かりづらいこの「あべだてふか」という言葉。これは、メンバーの阿部亮平さん涼太さん澤辰哉さんの3人を指す、ファンの間での通称です。

そして、この3人の名前が同時に挙がる背景には、かねてからファンの間で指摘され続けてきた「歌割りが少ないメンバー」という共通の認識が存在します。

あべだてふか

今回も、目黒蓮さんや岩本照さんのようなソロパートが複数あるメンバーがいる一方で、特に深澤辰哉さんにはソロパートがなく、ファンからは「また改善されなかった」という失望の声が上がりました。

9人という大人数のグループである以上、歌割りに多少の差が生まれることはファンも理解しています。しかし、特定のメンバーにパートが集中し、他のメンバーが極端に少ないという状況が繰り返されることで、ファンの不満は静かに蓄積されているのです。

嵐との比較で浮き彫りになる「国民的アイドル」への課題

国民的アイドル

Snow Manは、2025年にデビュー5周年を迎え、国立競技場での公演や5大ドームツアーも決定している、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのグループです。その人気ぶりから、多くのファンが彼らに、かつての「嵐」のような「国民的アイドル」になることを期待しています。

しかし、今回の歌割り問題は、その道筋に影を落しかねません。先輩グループである嵐は、キャリアの初期こそ歌唱力の高い大野智さんのパートが多かったものの、次第に5人均等の歌割りへとシフトしていきました。

その結果、「誰がセンターに立っても輝けるグループ」というイメージを確立し、幅広い層から支持される国民的アイドルへと成長しました。

目黒蓮

一方のSnow Manは、デビュー当初はラウールさんや目黒蓮さんが注目されがちでしたが、現在ではメンバー9人それぞれがドラマ、映画、バラエティ、情報番組と多方面で活躍し、個々のキャラクターと魅力がお茶の間に浸透しています。

だからこそ、ファンはもどかしいのです。個々のメンバーがこれだけの実力と人気を兼ね備えているにもかかわらず、グループの楽曲という最も重要な表現の場で、一部のメンバーが「冷遇されている」かのように見えてしまいます。

分断

この状況が続けば、運営や制作サイドに対する不信感が募るだけでなく、ファンがメンバー間に「格差」を感じ、グループ内に”見えざる分断”を生み出してしまう危険性をはらんでいます。

人気絶頂だからこそ向き合うべき課題

ファンが求めているのは、完全な平等ではないのかもしれません。楽曲のコンセプトやメンバーの声質によってパートに差がでることは当然あるでしょう。

しかし、「いつも同じメンバーが少ない」「ソロパートが全くないメンバーがいる」という状況は、グループとしてのバランスを欠いていると受け取られても仕方がないでしょう。

Snow Man

Snow Manが真の「国民的アイドル」へと歩みを進めるためには、9人全員がそれぞれの魅力で輝けるグループであるということを、楽曲を通じて示し続ける必要があります。

ファンの声に真摯に耳を傾け、この”見えざる分断”を乗り越えた時、彼らは令和の時代を代表する、誰もが認めるトップグループへと進化を遂げるのかもしれません。

あなたはSnow Manの誰のファンですか?そしてメンバー間の「格差」を感じることはありますか?

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