iPhone17発売!その前に知っておきたい「詐欺メール」急増のワナと対策【保存版】

詐欺メール 一般
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毎年9月頃、新しいiPhoneの発売は心躍るイベントですよね。今年もiPhone17やiPhone Airが発売されました。

最新機種への買い替えを検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、このワクワクする時期を狙って、悪質な迷惑メール詐欺メールが急増することをご存知ですか?

話題のワダイでは、なぜこの時期に詐欺メールが増えるのか、その種類と手口、そして自分と大切な家族を守るための具体的な対策を、誰にでも分かりやすく解説します。特に、ご高齢の父や母にどう伝えればいいか悩んでいる方のために、優しい伝え方のヒントもご紹介します。

この記事を読んで、新しいiPhoneを安全・安心に楽しみましょう!

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なぜ?新しいiPhoneの発売時期に詐欺メールが増える3つの理由

毎年、新製品が発表されるこの時期になると、決まって詐欺メールが増加します。それには、詐欺師たちが利用する、私たちの心理や行動の隙があるのです。

理由1:誰もが「手続き」をする時期だから

手続き

新しいiPhoneを使い始めるには、Apple IDでのサインイン、古いスマホからのデータ移行、支払い方法の確認など、様々な「手続き」が必要です。

詐欺師は、誰もがこうした手続きをしていることを知っているため、「アカウントの確認が必要です」「お支払い情報に問題があります」といった本物そっくりの偽の通知を送りつけてきます。多くの人が同じような作業をしているため、つい本物だと信じ込んでしまいやすいのです。  

理由2:ワクワクした気持ちで注意力が下がりがちだから

ワクワク

「早く新しいiPhoneを使いたい!」という高揚感で、普段なら気づくような少し不自然な日本語や、怪しいメールアドレスを見過ごしがちになります。

この「嬉しい」「楽しみ」というポジティブな感情が、皮肉にも詐欺師にとっては絶好のチャンスになってしまいます。

理由3:宅配業者や携帯会社からの連絡が実際に増えるから

宅配業者

新しいiPhoneをオンラインで注文すれば、当然、宅配業者から「発送しました」「ご不在でした」といった連絡が来ます。

また、携帯キャリアからも契約に関する重要な通知が届くことがあります。詐欺師はこれに便乗し、本物と見分けがつきにくい偽の不在通知SMSや、料金未払いを装ったメールを送りつけてくるのです。  

こんなメールは要注意!よくある詐欺メールの種類と見分け方

詐欺師が使う手口は巧妙ですが、見分けるためのポイントは必ずあります。ここでは代表的な4つの種類をご紹介します。

パターン1:「Apple IDがロックされました」型

ロック

手口
「あなたのアカウントに不正なアクセスがありました」
「セキュリティ上の理由でApple IDをロックしました」

といった、不安を煽る件名でメールを送りつけ、偽のサイトに誘導してIDとパスワードを盗み取ろうとします。  

見分けるポイントは2つ

宛名を確認!
Appleからの正規のメールは「田中 太郎 様」のように、あなたの名前が記載されています。「お客様各位」や「親愛なる」といった曖昧な宛名は詐欺の可能性大です。

② 送信元アドレスをチェック!
appleid@id.apple.com のような公式アドレス以外から送られてきていないか確認しましょう。一見似ていても、apple.security-info.com のように少し違ったり、全く関係のないアドレスだったりします。 アドレスの一番最後を見るのが重要です。

パターン2:「お支払い情報に問題があります」型

お支払い情報

手口
「クレジットカードの有効期限が切れています」
「お支払いに失敗しました」

などと偽り、支払い情報の更新を促して、クレジットカード番号やセキュリティコードを入力させようとします。  

見分けるポイント

Appleはメールで重要な個人情報を聞きません!
Appleがメールの中で、クレジットカード番号の全桁や暗証番号、母親の旧姓などを直接尋ねることは絶対にありません 。情報の入力を求められたら、100%詐欺だと疑ってください。

パターン3:「荷物をお届けしましたが不在でした」型(スミッシング)

不在

手口
「お荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました」

といった内容のSMS(ショートメッセージ)を送りつけます。記載されたURLにアクセスすると、不正なアプリをインストールさせられたり、個人情報を入力させられたりします 。  

見分けるポイント

公式アプリや公式サイトから確認!
SMSに記載されたURLは絶対にタップせず、必ず宅配業者の公式アプリや、ブックマークした公式サイトから配送状況を確認しましょう。 

パターン4:「新しいiPhoneが当選しました!」型

当選

手口
「あなたは最新のiPhoneの当選者に選ばれました!」

といった、ありえないほど魅力的なオファーでユーザーを釣り、個人情報や手数料名目のお金をだまし取ろうとします。  

見分けるポイント

うまい話には裏がある!
世の中にそんなに都合の良い話はありません。少しでも「怪しいな」「お得すぎるな」と感じたら、無視するのが一番です。 

自分と家族を守る!今日からできる5つの鉄壁対策

詐欺の手口は巧妙化していますが、基本的な対策をしっかり行えば、被害は防げます。以下の5つの対策を徹底しましょう。

対策1:メールやSMSのリンクは絶対に直接押さない!

これが最も重要で、最も効果的な対策です。Appleや宅配業者、携帯会社からの連絡だと思っても、メール内のリンクは絶対にクリックしないでください。

必ず、自分で検索したり、ブックマークしておいた公式サイトや公式アプリからアクセスして、情報の真偽を確認する習慣をつけましょう。  

対策2:「二要素認証」を必ず設定しよう!

二要素認証(2ファクタ認証)とは、パスワードに加えて、スマホに届く確認コードの入力を求めることで、本人以外が不正にログインするのを防ぐ仕組みです。万が一パスワードが盗まれても、アカウント乗っ取りを防ぐことができます。  

設定は簡単です! 「設定」アプリ → 一番上の自分の名前 → 「サインインとセキュリティ」 → 「2ファクタ認証をオンにする」 の手順で設定できます 。  

対策3:iPhoneのOSは常に最新の状態に!

OS更新

Appleは、セキュリティ上の弱点が見つかるたびに、それを修正するためのアップデート(iOSの更新)を配信しています。OSを常に最新の状態に保つことは、ウイルス感染やハッキングからiPhoneを守るための基本中の基本です 。  

対策4:もしもの時の「デバイスの保護」をオンに!

デバイスの保護

これは、万が一iPhoneが盗まれた場合に、犯人がパスワードなどを勝手に変更できないようにする強力な機能です(iOS 17.3以降で利用可能)。

特に、自宅や職場など普段いる場所以外では、重要な操作に顔認証(Face ID)や指紋認証(Touch ID)が必須となり、セキュリティが大幅に向上します 。  

対策5:パスワードの使い回しは絶対にやめる!

色々なサービスで同じパスワードを使い回していると、一つでも情報が漏れた場合に、他のサービスにも次々と不正ログインされてしまいます。

面倒でも、サービスごとに違うパスワードを設定し、パスワード管理アプリなどを活用しましょう。  

【親孝行】ご両親にどう伝える?詐欺から守るための優しい伝え方

自分は対策できても、離れて暮らす両親が心配…という方も多いでしょう。ご高齢の親御さんに詐欺の危険性を伝える際は、不安にさせすぎず、優しく寄り添うことが大切です。

ステップ1:まずは一緒にスマホを見る時間を作る

一緒に確認

「最近、変なメールとか来てない?」と、世間話のように優しく切り出してみましょう。「教える」というスタンスではなく、「一緒に確認しよう」という姿勢が、親御さんの心を開く鍵です。

ステップ2:「『メールのリンクは押さない』を合言葉に」

約束

複雑な説明は混乱のもとです。「どんなメールが来ても、中の青い文字(リンク)は絶対に押さないでね。それがお約束」というように、たった一つのシンプルなルールを伝えましょう。そして、「もし『おや?』と思ったら、すぐに私に電話してね」と付け加えることで、親御さんは安心して相談できます。

ステップ3:一緒にセキュリティ設定をしてあげる

言葉で説明するよりも、実際に隣で操作してあげるのが一番です。「大事な設定だから一緒にやろう」と言って、「二要素認証」の設定やOSのアップデートを済ませてあげましょう。これが最高の親孝行になります。

ステップ4:相談先の電話番号をメモして渡す

あなたの電話番号はもちろん、万が一の時のために、警察相談専用電話「#9110 の番号を紙に書いて、電話機のそばに貼っておいてあげると、さらに安心です。  

まとめ

まとめ

新しいiPhoneの発売時期は、私たちの注意力が試される時でもあります。しかし、詐欺の手口を知り、基本的な対策をしっかり行えば、何も怖がることはありません。

「リンクは直接押さず、公式サイトで確認」「二要素認証を設定する」

この2つを徹底するだけで、被害に遭うリスクは劇的に減ります。この記事をブックマークして、時々見返したり、ぜひご家族と共有したりして、皆さんで安全に新しいiPhoneライフを楽しんでください。

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