Hey! Say! JUMP 中島裕翔、電撃卒業。俳優の道へ本格始動

2025年8月28日、人気アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さん（32）が、同日をもってグループを卒業することを電撃発表しました。

所属事務所であるSTARTO ENTERTAINMENTの公式サイトで明らかにされ、ファンに大きな衝撃が走っています。発表と同時にグループ活動を終了するという「即日卒業」となり、今後は俳優業に専念するとしています。

発表された卒業の経緯と理由

所属事務所の発表によると、Hey! Say! JUMPがデビュー20周年を目前に控える中、今後の活動についてメンバーと協議を重ねる過程で、中島さん本人から

という強い申し出があったとのことです。

中島さんは自身のコメントで、

と心境を吐露。メンバーはその熱い思いを受け止め、全員が彼の決断を尊重する形で、今回の卒業が決定しました。

グループのメンバーも連名でコメントを発表。「たくさんの話し合いを重ねてまいりました」「僕たちは前だけを見て、最高の20周年にファンの皆様を連れていきます」と、ファンへの想いと今後の活動への決意を綴り、中島さんの新たな門出を応援する姿勢を示しました。

俳優・中島裕翔としての歩みと今後の活動

中島さんは、2007年のHey! Say! JUMPとしてのデビュー以前から子役として活動し、グループ活動と並行して俳優としてのキャリアを着実に積み重ねてきました。

2014年にはドラマ『水球ヤンキース』で連続ドラマ単独初主演、2016年には映画『ピンクとグレー』で映画初主演を果たしました。

その後も、社会現象となったドラマ『半沢直樹』での好演や、映画『#マンホール』でのシリアスな役柄、さらには『SUITS/スーツ』シリーズでの軽妙な演技など、幅広い役柄をこなし、その演技力は高く評価されています。

また、ファッションモデルとしても活躍し、「ベストジーニスト」で殿堂入りを果たすなど、多方面で才能を発揮してきました。

今後の活動については、引き続きSTARTO ENTERTAINMENTに所属し、俳優業に専念します。2025年10月には個人ファンクラブの開設も予定されており、俳優として新たなステージでの挑戦が始まります。

なお、卒業に伴い、8月31日に予定されていた「a-nation 2025」へのHey! Say! JUMPとしての出演は辞退し、グループは7人体制でステージに臨みます。

「即日卒業」へのファンの反応と過去のドッキリ

「発表当日での卒業」という突然の知らせに、SNSではファンからの驚きと悲しみの声が溢れました。

「心の整理がつかない」
「あまりにも急すぎる」

といった戸惑いの声が広がる一方で、

「裕翔くんの夢を応援したい」
「俳優としての中島裕翔に期待しています」

といった、彼の決断を支持し、未来を応援する温かいメッセージも数多く寄せられています。

奇しくも、過去にテレビ番組のドッキリ企画で、中島さんが「俳優業に専念するためにグループを抜けたい」とメンバーに嘘の告白をしたことがありました。

今回の卒業理由がその時と同じだったことから、ファンからは

「あのドッキリが現実になるなんて」

と、過去の放送を思い出し、運命の皮肉に言及する声も上がっています。

デビューから約18年、グループの中心メンバーとして活躍してきた中島裕翔さん。アイドルとしてのキャリアに終止符を打ち、一人の俳優として歩み始める彼の新たな挑戦に、大きな注目が集まります。