Windows 10のシェアが異例の急回復。なぜ歴史は繰り返されるのか

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2025年10月に公式サポートが終了したWindows 10。本来であれば消えゆく運命にあるはずのこのOSが、2025年末から2026年初頭、統計データ上でシェアを急回復させるという異例の事態が起きています。

最新のWindows 11が普及するどころか、ユーザーがわざわざ「旧世代」に戻るという選択。実は、Windowsの歴史を振り返ると、こうした「新OSへの拒絶」は今回が初めてではありません。

OS博士
OS博士

データを見ると、2025年末から明らかにWindows 10のシェアが数パーセント上昇しています。サポート終了後にシェアが上がるというのは、OSの歴史の中でも極めて珍しい現象ですよ。

アイちゃん
アイちゃん

ええっ、サポートが終わったのに使う人が増えてるんですか!?普通は新しい方がいいはずなのに、なんだか不思議な現象ですね…。

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繰り返される「新OSへの不信感」の歴史

マイクロソフトが送り出してきたOSの中で、過去にも現在のWindows 11と非常によく似た状況に陥った世代があります。

Windows XPからVistaへの移行失敗

かつて「重すぎるOS」として不評を買ったのがWindows Vistaです。当時の主流だったXPに比べて動作が極端に重く、周辺機器もまともに動かなかったため、多くのユーザーがXPを使い続けました。

Windows 7から8へのUIショック

Windows 7という完成されたOSの後に登場したWindows 8は、スタートボタンを廃止するという急進的な変更を行いました。これが「使いにくい」と猛反発を受け、企業ユーザーの多くがWindows 7に留まりました。

OS博士
OS博士

Vistaはマシンスペックが追いつかず、8は操作性を変えすぎて失敗しました。今回のWindows 11も、その両方の要素を少しずつ持っていると言えますね。

アイちゃん
アイちゃん

先輩たちが『昔のWindowsは良かった』って言ってたのは、こういう失敗があったからなんですね。無理に変えられて使いにくくなるのは、今も昔も困っちゃいます。

2026年の「シェア逆転」を招いた3つの課題

過去の事例と同様に、Windows 11もまた「ユーザーが求めているもの」「提供されたもの」のズレに苦しんでいます。

グラフを見ると、2025年末にかけて、Windows 11のシェアが停滞し、10が持ち直す動きが見て取れます。

理由1:動作の「軽快さ」という本質の欠如

Windows 11ではエクスプローラーの反応の遅さや、右クリックメニューの二度手間といった仕様が、実用性を重視するビジネスユーザーを失望させました。

OS博士
OS博士

専門的に見ると、UIのレイヤーが重なりすぎて応答速度(レスポンス)が低下しているんです。コンマ数秒の遅れですが、毎日使う道具としては致命的ですね。

アイちゃん
アイちゃん

これ、すごくわかります!右クリックしたあとに『その他のオプションを表示』を押すのが地味にストレスで…。10の時は一発で終わったのに、なんで手間を増やしたの?って思っちゃいます。

理由2:アップデートの安定性不足

OSの信頼性は、毎月のアップデートが安定して行われることで保たれます。しかし、Windows 11では更新プログラムによる不具合が度々話題となりました。

OS博士
OS博士

2025年末のアップデートでは一部の環境で起動不能になるトラブルもありました。安定性を重視する企業が、有料の延長サポートを払ってでも10に戻る理由がここにあります。

アイちゃん
アイちゃん

朝、会社に来てPCをつけたら更新で固まってる…なんてことになったら、その日のやる気がなくなっちゃいますよね。やっぱり安心感が一番です!

理由3:AI機能の「押し付け」への疲弊

Windows 11はAI(Copilot)を強力に推進していますが、これがかえってPCの動作を重くし、設定を複雑にしているという指摘があります。

OS博士
OS博士

ユーザーが求めているのは『道具としての安定』であって、未完成なAI機能ではありません。マイクロソフトの戦略とユーザーのニーズが乖離してしまった証拠ですね。

アイちゃん
アイちゃん

AIって凄そうだけど、普通にメールやExcelができれば十分っていう人も多いと思うんです。勝手に画面に出てきて動きが重くなるのは、ちょっとお節介かもしれません。

結論:信頼を回復できるかはこれからのアップデート次第

2026年に入り、マイクロソフトはようやく「AI優先」から「安定性と高速化優先」へと舵を切り直しました。

OS博士
OS博士

マイクロソフトもようやく重い腰を上げました。2026年後半のアップデートで、10並みの軽さを取り戻せるかが勝負どころでしょう。

アイちゃん
アイちゃん

結局、私たちが求めているのは『普通に、快適に動くこと』なんですよね。Windows 11がもっと軽くて使いやすくなるのを、10を使いながらのんびり待つのもアリかもしれません!

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