2024年12月におじさんのパーカーありかなしのいわゆる「パーカー論争」を巻き起こしたコラムニストの妹尾ユウカ氏が、今、再びネット上を騒がせています。
発端は、2025年10月31日に投稿された自身のX(旧Twitter)のポスト。インフルエンサーのZ李氏とのやり取りの中で飛び出した「いや、おじさんが人と話すのやめてくれない?」という一言が、300万回以上のインプレッションを記録(11月5日時点)。
「これでは、おじさんはAIか動物としか話せなくなる」など、皮肉や批判が殺到する「再炎上」事態となっています。
なぜ彼女は、こうも世の「おじさん」たちを挑発し、注目を集めるのでしょうか。今回の経緯と過去の炎上を振り返りながら、彼女のプロフィールと意外な素顔から、その本質に迫ります。
妹尾ユウカ(せお ゆうか)とは? プロフィールと活動

| 名前 | 妹尾 ユウカ(せお ゆうか) |
| 生年月日 | 1997年8月6日 28歳 |
| 出身地 | 神奈川県 |
| 血液型 | A型 |
| 身長 | 155cm |
| 職業 | コラムニスト、脚本家 |
| 所属 | PLATINUM PRODUCTION (業務提携) |
| 特技 | 書道、茶道 |
| その他 | 二児の母と思われます。 |
彼女は、下着メーカー「RAVIJOUR(ラヴィジュール)」の公式サイトでコラムを連載しているほか、YouTubeチャンネル「新R25チャンネル」などにも出演。その活動は、自身の恋愛観などに基づいた「毒舌」な切り口が特徴で、特に若い女性層から人気を誇っています。
再炎上:「おじさん会話禁止」論争の経緯
今回の騒動は、彼女のコラムが発端でした。
おじさんが本当に恐れているのは「老い」そのものではなく「誰にも必要とされなくなる瞬間」である。年齢を重ねるにつれ、仕事の中心から外れたり、恋愛対象として見られなくなったりと、誰かの選択肢から外れる機会が増えていく。
— 妹尾ユウカ (@yuka_seno) October 31, 2025
「おじさんが自慢話をする理由」/妹尾ユウカhttps://t.co/iCxEiNZuhw pic.twitter.com/FfN4vXDS7A
2025年10月31日、妹尾氏が「おじさんが自慢話をする理由」というテーマの自身のをコラムのURLをXにポスト。(※コラムは現在削除されています)

おじさんが本当に恐れているのは「老い」そのものではなく「誰にも必要とされなくなる瞬間」である。年齢を重ねるにつれ、仕事の中心から外れたり、恋愛対象として見られなくなったりと、誰かの選択肢から外れる機会が増えていく。

妹尾さんのコラム読んでると、おじさん人と話すの怖くなっちゃうんだよね。悪いんだけどもう連載やめてくれない?

いや、おじさんが人と話すのやめてくれない?

日本におじさんは3000万人いるんだぞ。我々を敵に回すな。おじさんは優しいんだぞ

なんでもいいけど話しかけないでって言ってるの💢

あまりおじさん敵にまわさない方のが良いと思う。仕事なくなってしまうと思う

私のおじさんイジリでキレてるのって、地方在住金なしジジイだけだから問題ないよ!決裁権のないジジイが束になってネットで怒ったとて…
と挑発的な発言を続けました。
振り返り:2024年「おじさんパーカー論争」とは?

彼女の「おじさん」に対する過激な発言は、今回が初めてではありません。
2024年12月6日に配信されたYouTubeチャンネル「新R25チャンネル」の動画で、彼女は以下のように持論を展開しました。

40近くになってパーカーとか着てるおじさんって、けっこうおかしいと思うんですよ。しかも、だいたいデブじゃないですか
この発言が、「おじさんのパーカーはありかなしか」という一大論争に発展。実業家の堀江貴文氏や、ひろゆき氏といった著名人も巻き込み、社会現象とも言えるほどの話題となりました。
彼女の本質:「おじさんは好き」という意外な素顔
立て続けに「おじさん」をテーマに炎上を巻き起こす妹尾氏。しかしながら、

むしろ私はおじさんが好きなんですよ。パーカーも着たければ着れば良いと思うんです。実際、親しいおじさんでもパーカーを着ている人はいます。
との発言も過去にはあり、彼女の毒舌は、必ずしも「おじさん全般」に向けられたものではないようです。
彼女の発言の真意は権力勾配に無自覚な目上の男性に話しかけられたり、言い寄られたりすることの多い若い女性の“本音”のようなものでしょう。

彼女が連載コラムで「おじさんが自慢話をする理由」をテーマにしたように、彼女がイジる対象は、あくまで「若い女性に対して無自覚に距離感を詰めてくる特定のおじさん」であり、その本音を代弁することで、女性からの共感と人気を得ている側面が強いようです。
一方で、「おじさん」の立場からすれば、一括りにして「話すな」とまで言われるのは納得がいかない、という反発が生まれるのも当然でしょう。
結論:炎上は「毒舌コラムニスト」としての戦略

一連の騒動は、まさに彼女の「毒舌コラムニスト」としての面目躍如と言えます。あえて挑発的な言葉を選び、論争を巻き起こすことで、自身のコラムや活動への注目を集める。その戦略は、炎上という形を取りながらも、現時点では成功しているように見えます。
彼女の発言は、多くの人が感じているかもしれない「世代間・性別間のコミュニケーションのズレ」という問題を、過激な言葉で浮き彫りにしました。


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