かつて国民的ドラマ『はぐれ刑事純情派』でお茶の間の顔として愛され、歌手としても活躍した小川範子さん。40代以上の方には懐かしい名前だと思います。
現在、メディアで姿を見かける機会は少なくなりましたが、どのように過ごされているのでしょうか。
話題のワダイでは、小川範子さんの現在の活動、年齢、結婚相手や子供の有無、そしてご自身で設立した事務所について、過去の輝かしい活躍とともに詳しくご紹介します。
小川範子さんのプロフィールと現在の年齢
まずは、小川範子さんの基本的なプロフィールです。

| 本名 | 吉田 重美(よしだ しげみ) ※旧姓: 谷本 |
| 生年月日 | 1973年7月20日 |
| 現在の年齢 | 52歳(2025年11月時点) |
| 出身地 | 東京都 |
| 学歴 | 早稲田大学社会科学部 卒業 |
6歳の頃から「谷本重美」名義で子役として活動を開始。1987年に芸名を「小川範子」とし、歌手デビューも果たしました。
伝説のドラマ「はぐれ刑事純情派」での活躍

小川範子さんのキャリアを語る上で欠かせないのが、ドラマ『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日系)です。
20年以上にわたる「安浦由佳」役
小川範子さんは、藤田まことさん演じる主人公・安浦刑事の次女「安浦由佳」役で、20年以上にわたりレギュラー出演しました。

お茶の間では「安浦刑事の娘」として広く認知され、ドラマのシリーズとともに成長していく姿が多くの視聴者に愛されました。
シリーズ終了の背景

長寿番組となった『はぐれ刑事純情派』ですが、シリーズ終了の理由の一つとして、小川範子さんら娘役の年齢が関係していたと言われています。
小川さんたちが30歳を超えても「父親と同居する娘」という設定に限界が生じてきたことが、一つの区切りとなったようです。
「はぐれ刑事」だけじゃない!多彩な活躍
しかし、小川範子さんの魅力は『はぐれ刑事純情派』だけではありません。
衝撃を与えた昼ドラ「愛の嵐」

1986年に放送された昼ドラ『愛の嵐』(フジテレビ系)では、ヒロインの少女時代を演じ、その透明感と迫真の演技で一躍注目を集めました。
実力派歌手としての一面

1987年には「涙をたばねて」で歌手デビュー。「こわれる」「夏色の天使」など次々とヒット曲をリリースし、その歌唱力も高く評価されました。
2017年には、デビュー30周年を記念したベストアルバム『30th Anniversary Best』をリリースし、往年のファンを喜ばせました。
結婚と現在の私生活
現在は芸能活動をセーブし、穏やかな日々を過ごされているようです。
結婚相手は22歳上のTBSプロデューサー

小川範子さんは2005年に、TBSのプロデューサー(当時はディレクター)である吉田秋生さんと結婚されました。
吉田さんは小川さんより22歳年上で、二人の出会いは小川さんが13歳の時に出演したドラマ『スタンドバイミー 〜気まぐれ白書〜』だったそうです。
お子さんは? 現在の暮らし

お二人の間にお子さんがいるという公表された情報はありません。
吉田秋生さんは再婚で、前の奥さんとの間にはお子さんがいるようですが、おそらく小川範子さんとの間にはお子さんはおられないのではないかと思われます。
ご本人がメディアの取材に応じた際には、家事をしたり、友人と会ったり、愛犬の散歩をしたりと「普通に過ごしています」と語っており、充実した私生活を送られている様子がうかがえます。
個人事務所「ブルックカンパニー」について
小川範子さんは、早い時期からご自身の個人事務所を設立されています。
設立時期と「社長」の真相
個人事務所「ブルックカンパニー(Brook Company)」は、1990年5月に設立されました。当時、小川範子さんはまだ16歳でした。
ご自身が設立した事務所であることから「小川範子=社長」と報じられることもありますが、ご本人が代表取締役として経営の前面に立っているというよりは、芸能活動を管理するための個人事務所という意味合いが強いようです。
名前の由来と所在地
事務所名の「ブルック(Brook)」は、英語で「小さい川」を意味します。これはご自身の芸名「小川」にちなんで名付けられました。

法人登記情報によると、「有限会社ブルック・カンパニー」の所在地は神奈川県中郡大磯町となっています。
事務所の最近の活動
ブルックカンパニーは基本的に小川範子さん個人の事務所ですが、2020年8月には、事務所の公式ウェブサイトで新人タレントの発掘オーディションを開催したことが確認されています。
まとめ:現在の活動はマイペースに
小川範子さんは現在、第一線での芸能活動はセーブされていますが、ご自身の個人事務所「ブルックカンパニー」に所属し、マイペースに活動を続けています。

2017年のベストアルバムリリースのように、節目でファンに姿を見せてくれることもあり、今後の新たな活動にも期待が寄せられます。

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