ブロードウェイを席巻し、世界中に感動の渦を巻き起こしたミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』。その待望の日本版公演が、2026年夏、ついに実現します!
最大の話題は、なんといってもその豪華すぎるキャスト陣。 主演のエヴァン・ハンセン役には、日本のミュージカル界を牽引する柿澤勇人さんと、映像の世界で圧倒的な存在感を放つ吉沢亮さん。この二人がWキャストで、同じ役に挑みます。
演劇界、そして映像界のトップランナーが交差するこの奇跡のキャスティングが、現代を生きる私たちの心に深く突き刺さる物語をどう紡ぎ出すのか。考えただけでもワクワクしますよね。
世界を揺るがした物語 ―『ディア・エヴァン・ハンセン』はどんなお話?

物語の主人公は、エヴァン・ハンセン。学校に友達がおらず、家族にもなかなか心を開けない、孤独を抱えた高校生です。
ある日、彼が自分自身に宛てて書いた手紙が、同級生のコナーに偶然渡ってしまいます。その後、コナーが自ら命を絶ってしまうという悲劇が…。
コナーの両親は、息子のポケットから見つかったエヴァンの手紙を、息子が親友だったエヴァンに宛てた遺書だと思い込んでしまいます。

「息子と親友でいてくれて、ありがとう」
悲しみに打ちひしがれる両親を前に、エヴァンは「彼と親友でした」と、たった一つの“優しい嘘”をついてしまうのです。
その嘘は、SNSを通じてあっという間に世界中に広がり、エヴァンは一夜にして多くの人から注目される存在になります。誰もが彼の言葉に涙し、共感しました。しかし、雪だるま式に大きくなっていく嘘は、やて彼自身と、周りの人々の人生を大きく揺るがしていくことに…。

SNSが当たり前になった現代ならではの孤独や、「誰かに認められたい」という気持ち。誰もが少しは心当たりのあるテーマを、心揺さぶる素晴らしい楽曲に乗せて描き出したことで、この作品は世界中の人々の心を掴みました。
ブロードウェイではトニー賞でミュージカル作品賞を含む6部門を受賞し、その後映画にもなりました。
魂の競演!柿澤勇人と吉沢亮、二人のエヴァン・ハンセン

今回の日本版公演で最大の注目ポイントは、なんといっても主演のWキャストです!実力も個性も異なる二人が、この難しい役にどう挑むのでしょうか。
「動」のエヴァン―柿澤勇人が見せる、魂の絶唱に期待!

これまで数々の大作ミュージカルで主演を務めてきた柿澤勇人さん。その魅力は、なんといっても聞く人の心をわし掴みにする圧倒的な歌唱力と、狂気さえ感じさせるほど役に深く入り込む演技力です。
柿澤さんが演じるエヴァンは、内に秘めた孤独や不安、嘘がバレることへの恐怖といった感情を、エネルギッシュに爆発させてくれるのではないでしょうか。

特に、このミュージカルの代表曲「You Will Be Found」や「Waving Through a Window」を、柿澤さんの魂の歌声で聴けるなんて、ミュージカルファンにとっては最高の体験になること間違いなしですね!
心の叫びがダイレクトに伝わってくるような、パワフルで情熱的なエヴァン像に期待が高まります。
「静」のエヴァン―吉沢亮が表現する、繊細な心の動き

一方、大河ドラマ『青天を衝け』での圧巻の演技をはじめ、数々の映像作品でその繊細な表現力が高く評価されている吉沢亮さん。そんな吉沢さんがミュージカルの主演に挑むというのは、ファンにとっても大きなニュースです。
彼の最大の武器である「目」の演技は、エヴァンの内向的な性格や、誰にも言えない秘密を抱える心の揺れ動きを、静かに、でもハッキリと私たちに伝えてくれるはずです。

派手な動きではなく、ふとした瞬間の表情や息遣いでエヴァンの孤独の深さを表現する。そんな緻密なアプローチが、今まで誰も見たことのない、全く新しいエヴァン・ハンセン像を見せてくれるのではないでしょうか。
Wキャストが生み出す、無限の化学反応

「動」の柿澤さんと、「静」の吉沢さん。二人のアプローチは対照的だからこそ、それぞれが演じるエヴァンは全く違う魅力を持つことになるでしょう。
どちらのエヴァンに共感し、涙するのか…。ぜひ劇場で両方のエヴァンを見比べて、物語の解釈を深めてみてください。これこそがWキャストの醍醐味であり、何度も劇場に足を運びたくなってしまう理由です。
さらに、脇を固めるキャストの皆さんも本当に豪華!日本演劇界を代表する実力派が勢揃いしています。この盤石の布陣が、日本版を世界に誇れる素晴らしい舞台にしてくれることは間違いありません!
配役 | 演者(Wキャスト) |
---|---|
ハイディ・ハンセン役 | 安蘭けい / 堀内敬子 |
ゾーイ・マーフィー役 | 木下晴香 / 松岡茉優 |
シンシア・マーフィー役 | 瀬奈じゅん / マルシア |
ラリー・マーフィー役 | 石井一孝 / 新納慎也 |
ジャレッド役 | 上口耕平 / 須賀健太 |
アラナ役 | 高野菜々 / 宮澤佐江 |
こんな人におすすめ!この舞台があなたに響く理由

『ディア・エヴァン・ハンセン』は、きっと多くの人の心に響くはず。例えば、こんな方には特におすすめです。
✅️感動できる物語を探している方
SNS時代の孤独や人との繋がりの大切さを描いた物語は、まるで自分のことのように感じられる瞬間があるはず。ラストには温かい涙が待っています。
✅️吉沢亮さん、松岡茉優さんなど、出演者のファンの方
普段、映画やドラマで活躍する彼らが、生の舞台で、しかもミュージカルに挑戦する姿は必見です!映像とは違う、新たな魅力を発見できる絶好の機会ですよ。
✅️ミュージカルが好きな方
『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』の音楽チームが手掛けた、一度聴いたら忘れられない名曲の数々。それを柿澤さんをはじめとする日本屈指の実力派キャストの歌声で聴けるなんて、これ以上の贅沢はありません。
公演情報はこちら!
公演時期 | 東京公演: 2026年7月~8月 愛知・大阪公演: 2026年8月~9月 |
会場 | EX THEATER ARIAKE(東京)ほか |
※チケットの発売情報などは、ホリプロ公式サイトからの続報を待ちましょう!
これは、あなたの物語かもしれない

一つの嘘が、世界を変えてしまう。
SNSで誰もが誰かと繋がっているようで、実は孤独を感じている…。『ディア・エヴァン・ハンセン』は、そんな現代を生きる私たちにとって、決して他人事ではない物語です。
あなたも劇場で、この歴史的瞬間の目撃者になってみませんか?
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