Unityでアプリ開発をしている時に何度もお世話になるPlayモード。動作確認のために何度も実行してバグがないかチェックしてを繰り返しますよね。でも、Playボタンを押してから実行されるまで結構時間がかかってストレス溜まりませんか?
実はこのPlayモードの開始時間を短縮する裏ワザがあるのはご存知ですか?これを知ったらもう元には戻れないかも・・・
高速化の手順
Unityの上部メニューから[Edit ]> [Project Settings.. ]> [Editor] を選択します。
[Editor]メニューの中にある[Enter Play Mode Options]にチェックを入れて下さい。
その下にある[Reload Domain]と[Reload Scene]はチェックを外しておいてOKです。
どれだけ早くなるのか?
私の環境で確認したところ、設定前ではPlayボタンを押して1秒ちょっとリロード見たいのが入ってからPlayモードに入りました。設定後はPlayボタンを押した瞬間にPlayモードに入りました。爆速です!
高速化のデメリット
設定することで爆速になるのに、デフォルトでこの機能がONになっていないのにはもちろん理由があります。この機能をONにすると初期設定の一部をパスしているから早いんです。
ではどんな機能をパスしているのか?またそれによって弊害はないのか?を簡単に調べてみました。
Enter Play Mode Optionsの下の2項目をONにすると設定前と同じだけの時間がかかるようになります。
- Reload Domain: プレイモードに入る際に、すべてのスクリプトの静的変数やシングルトンがリセットされ、初期化されます。
- Reload Scene: シーン全体をリロードし、シーン内のオブジェクトやコンポーネントの状態をリセットします。
通常はあまり気にしなくてもいいと思いますが、もし動作がおかしいのであればこれらのチェックを入れて下さいね。
まとめ
私の開発環境ではほぼ問題なく爆速モードでPlayできています。知っているとかなり効率が上がるのでまだ設定していない方はぜひお試し下さい。
また、別の記事と合わせて使うとPlayモードの復帰忘れも防げるのであわせてどうぞ〜
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