実刑確定した頂き女子りりちゃん〜年齢は?今後どうなるの?暴かれた現代社会の闇

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りりちゃん 一般

男性3人から金銭をだまし取った罪などに問われている「頂き女子りりちゃん」こと渡辺真衣被告に対して最高裁は上告を退ける決定をしました。これで、懲役8年6カ月・罰金800万円の判決が確定することになります。

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「頂き女子りりちゃん」は、マッチングアプリなどで知り合った男性3人から合わせておよそ1億5500万円を騙し取った詐欺の罪などに問われていました。

  • 1審 名古屋地裁 懲役9年・罰金800万円の判決
  • 2審 名古屋高裁 懲役8年6カ月・罰金800万円判決
  • 最高裁 上告棄却 懲役8年6カ月・罰金800万円の判決が確定

刑が確定した頂き女子りりちゃんですが、これで2023年12月の発覚から続いてきたこの事件は一旦の結末を迎えることになりました。

そんな頂き女子りりちゃんの素顔・年齢や今後について、またこの事件によって明らかになった現代社会の闇について解説をしていきます。

頂き女子りりちゃんの生い立ちと素顔

頂き女子りりちゃん

頂き女子りりちゃん」は現在26歳です。20歳の頃からSNSを利用して、男性3人に恋愛感情を抱かせたうえで、金に困っているなどと嘘を言っておよそ1億5500万円をだまし取りました。

また自身のその経験を活かして男性をだますための「恋愛マニュアル」を作成したのです。そのマニュアルを販売して新たな「頂き女子りりちゃん」達を増やし、詐欺を手助けしました。

やっていることはもちろん犯罪ですが、自分で新たなビジネスを考え、それで儲けた後にその手法をまとめて「情報商材」として販売する手法や、まさに今流行りのビジネス手法ですよね。

若干20代でそんなコンサル顔負けのビジネスを編み出した頂き女子りりちゃんはどのような環境で育ってきたのかとても興味が深いですよね。

実際彼女の人格形成には、家庭環境や人間関係の影響が大きく、それが、彼女の行動や価値観に深く影響を与えたようです。

幼少期

幼少期

頂き女子りりちゃんは神奈川県平塚市で生まれ、両親と1歳上の姉との4人家族で育ちました。幼少期は重度のアトピー性皮膚炎に悩まされていたようです。原因は家庭内のストレスが原因だと彼女は告白しています。

特に父親からは暴力を受けており、ライターの火で肌を焼かれたり、包丁で脅されたりすることもありました。一度、命の危険を感じて警察に通報したものの、親子喧嘩として処理され、助けを得られなかった経験があります。

母親に関しては唯一心を許せる存在でしたが、学校でのいじめを相談した際、「気のせいでしょ」と取り合ってもらえず、深く失望したと述べています。

このような環境の中、人付き合いが苦手になり、学校生活でも孤立しがちだったといいます。

思春期

家出

家族からの愛情が不足していた彼女は、中学生になると家出を繰り返すようになり、ネットで知り合った男性の家を転々とする生活を送っていました。そこで年上の男性たちと関係を持つことで、自分の存在意義を確認し、満たされる思いを抱いていたようです。

しかしこの経験を通じて、体を売ることでしか自分の価値を見出せなくなっていき。援助交際などの手段で金銭を得る方法が当たり前のようになっていきました。

高校には進学したものの、不登校気味で、卒業後はトリマーの専門学校に通うも中退しています。その後、地元の携帯販売ショップで働き始めましたが、長続きしなかったようです。

成人期

20歳の頃、頂き女子りりちゃんホストクラブに通い始めました。ホストたちからの優しい言葉や接客に心を奪われ、次第に多額のお金を費やすようになりました。ホストに多額の金銭を貢ぐいわゆる「ホス狂」となり、最高で月に2700万円費やしたこともあるようです。

この頃から、男性から金銭を引き出す手口を学び、自らを「頂き女子りりちゃん」と名乗るようになりました。彼女はSNSで自身の手口を公開し、同様の手法を他の女性にも教えるマニュアルを販売するなど、詐欺行為を拡大させていきました。

「ホス狂」時代に家賃の支払いができなくなり、ホテルやホストの家を転々とする生活を送っていたことから、「ホームレスりりちゃん」とも呼ばれていました。

詐欺の発覚と裁判

逮捕

2023年8月に、マッチングアプリなどを通じて知り合った男性3人から、恋愛感情を利用して総額約1億5,500万円を詐取した疑いで逮捕をされました。

その後起訴されて、2024年4月22日名古屋地裁頂き女子りりちゃんに懲役8年6カ月、罰金800万円の判決を言い渡し、2025年1月16日、最高裁が上告を棄却したことで、この判決が確定しました。

裁判の経過と結果

裁判
  1. 起訴
    2023年12月: 頂き女子りりちゃんは、マッチングアプリなどを通じて知り合った男性3人から、恋愛感情を利用して総額約1億5,500万円を詐取したとして、詐欺罪で起訴されました。
  2. 第一審(名古屋地方裁判所)
    2024年4月22日: 名古屋地裁は、頂き女子りりちゃんに対し懲役9年罰金800万円の判決を言い渡しました。
    詐欺の計画性と組織性が争点となりました。特に「頂き女子マニュアル」を用いて他の女性にも詐欺の手法を広めていた点が争点となりました。また被害にあった男性の証言もありました。

    被害男性の一人は「結婚を真剣に考えていた」と証言。頂き女子りりちゃんに渡した金銭が全財産であり、その後生活保護を受けるまで追い込まれたことが明らかにされました。

    頂き女子りりちゃんは公判中、「男性が勝手にお金をくれた。私は詐欺をしていない」と主張。しかし、弁護士が提出した証拠として、彼女が被害者に送った
    「愛している」
    将来一緒に暮らしたい」
    といったメッセージが詐欺の意図を裏付けるものとされました。

    判決は2024年4月22日懲役9年罰金800万円の判決を言い渡しました。
  3. 控訴審(名古屋高等裁判所)
    控訴審では刑の重さについての議論がされました。
    弁護側は
    「被告には幼少期からの複雑な家庭環境があり、行為の背景には社会的弱者としての事情がある」
    と主張し、減刑を求めました。一方、検察側は
    「被害額と精神的被害の大きさを考えると、一審の判決は妥当」
    と反論しました。
    また詐取したお金の使用用途も明らかにされました。主に歌舞伎町のホストクラブでの豪遊や高級ブランド品旅行に使われていたことが裁判の中で明らかになったのです。
    2024年9月に第一審の判決を一部変更し、懲役8年6カ月罰金800万円の判決を言い渡しました。
  4. 上告審(最高裁判所)
    弁護側は高裁の際と同様に
    「被告の家庭環境や経済的困窮が犯行の背景にある」
    として情状酌量を求めました。しかし、最高裁は
    「一審、二審ともに被害者の損害や行為の計画性を適切に判断しており、刑の軽減の余地はない」
    と判断しました。
    2025年1月14日に最高裁は、渡辺被告の上告を棄却する決定を行いました。これによって、懲役8年6カ月罰金800万円の判決が確定しました。

裁判を通して頂き女子りりちゃんの発言や態度は問題視されました。

  • 裁判では「ホストクラブの一人の男性に認められるために全てを注ぎ込んだ」と発言し、裁判官から「その行動に何ら社会的正当性はない」と厳しく諭されました。
  • 裁判中は、被害者に対する謝罪の言葉を最後まで述べませんでした。この態度が厳しく批判され、量刑に影響した可能性があります。

頂き女子りりちゃんの事件で明らかになった現代社会の闇

現代社会の闇

この裁判を通じて、SNSマッチングアプリを利用した詐欺の手口や被害の深刻さが社会的に注目され、オンライン上での出会いにおける安全性確保の重要性が再認識されました。また、

弱者男性 → 売春などで働く女性 → ホスト

と言ったお金の流れも社会的に大きな問題として取り上げられました。中にはホスト業界から反社会的な勢力へお金が流れているのではないかとの意見もあり、ホスト業界のいわゆる「売掛」に対してメスが入るきっかけにもなったのです。

その後の頂き女子りりちゃん

逮捕後、頂き女子りりちゃん拘置所87枚に及ぶ手記を執筆し、自身の生い立ちや犯行に至った経緯、そして現在の心境を綴っています。手記の中で彼女は、自身の過去の行為を深く反省し、被害者や社会に対して謝罪の意を表明しています。また、同じ過ちを繰り返さないよう、自分を見つめ直す時間を過ごしていると述べています。

まとめ

このように、世の中を騒がせた「頂き女子」は、様々な世の中の歪みや闇にスポットが当たるきっかけとなりました。しかし男と女がこの世にいる限りこの問題はなくなることはなく、形を変えて続いていくのでしょうね。

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