HIKAKIN(ヒカキン)さんが手掛ける大人気ラーメンブランド「みそきん」。その実店舗である東京ラーメンストリート店について、衝撃の発表がありました。
動画内でみそきんの閉店日が正式にアナウンスされ、同時に全国待望の「冷凍みそきん」の発売も決定。
連日整理券が瞬殺されるほどの盛況ぶりを見せていた店舗が、なぜ閉店するのか?そして、この4ヶ月で一体どれほどの利益が出たのか?「みそきんは儲かった?」という疑問にも、話題のワダイでは独自分析で切り込みます。
みそきん実店舗、閉店日と理由を発表

動画冒頭、みそきんラーメン店主姿で現れたヒカキンさんは、実店舗の閉店日が2026年2月23日(月)に決定したことを報告しました。
延長交渉叶わず
閉店の最大の理由は「契約期間の満了」です。東京ラーメンストリートへの出店は当初から期間が定められたものでした。
しかし、予想を遥かに超える反響があったため、ヒカキンさん側はなんとか期間を延長できないか粘り強く交渉を続けていました。結果的にその願いは叶わず、当初の予定通り閉店する運びとなりました。

次店舗の目処は?
ヒカキンさんは閉店が決まった段階で、すぐに次の物件探しに動いたとのことですが、現店舗の閉店までに新店舗のオープンを間に合わせることは厳しい状況です。
「空白期間」ができてしまうことに対し、ヒカキンさんは「悔しい」と無念さを滲ませていました。

みそきんは儲かった?売上と利益の独自予測
動画内で公開された驚異的な数字をもとに、この4ヶ月間の売上と利益を推測してみます。これだけの行列店、果たしてヒカキンさんは儲かったのでしょうか?

公開された実績データ(2025年8月7日〜12月上旬)
- 営業期間: 約4ヶ月
- 総提供数: 約80,000杯
- 1日の整理券: 約700枚(対して購入希望は3〜4万件)
【独自試算】売上と利益はどれくらい?
※あくまで動画内の数字と一般的なラーメン店の相場(東京駅周辺)を基にした推測値です。
売上予測
仮に客単価を1,200円(ラーメン+トッピングやサイドメニューの平均)と設定します。
- 80,000杯 × 1,200円 = 9,600万円
たった4ヶ月で約1億円近い売上を叩き出している計算になります。月商に換算すると約2,400万円です。一般的な繁盛ラーメン店の月商が数百万円〜1,000万円程度と言われる中、異次元の数字です。

経費と利益の推測
東京駅構内という超一等地であることを考慮し、経費を少し高めに見積もります。
- 原価(約35%): 3,360万円
- こだわり抜いた食材を使用しているため、通常(30%)より高めと想定。
- 家賃・施設利用料(売上の約20%): 1,920万円
- 商業施設の歩合家賃相場として想定。
- 人件費: 約2,000万円
- 1日700杯を回すため、常時多数のスタッフが稼働(早朝仕込み含む)。
- スタッフ15名体制×1日14時間×時給1,500円×120日=約3,780万円…となりますが、シフト制等を考慮しざっくり2,000〜2,500万円と仮定。
- 光熱費・雑費: 約500万円
【概算利益:みそきんは儲かったのか?】
売上 9,600万円-(原価3,360万+家賃1,920万+人件費2,500万+雑費500万)
=約720万円(4ヶ月間)
約720万円、この金額は一見すると売上の割に利益が少なく見えるかもしれません。 しかしこれは「原価への徹底的なこだわり」や「東京駅という特殊立地」、そして「オペレーションを崩壊させないための潤沢な人員配置」が背景にあると予想されます。
何より、ヒカキンさんにとっては利益以上に「ファンに直接味を届ける場所を作る」というプロモーション的・夢の実現的側面が強かったプロジェクトと言えるでしょう。
「冷凍みそきん」の発売と詳細
「店舗に来られない人にも味を届けたい」という想いから、閉店発表と同時に「冷凍みそきん」の発売が発表されました。
商品の特徴
💲購入方法
公式ホームページより(1回につき最大8個まで)。

👨🍳画期的な調理法
✅️ スープは湯煎で8分。麺と具材(もやし、メンマ、チャーシュー)は一体型冷凍のため、電子レンジ(500W 7分)で調理可能です。
✅️ 湯煎とレンジを併用することで、一口コンロの環境でも同時進行で作れるよう設計されています。
✅️ 日清食品協力のもと、麺を0.1mm単位で調整。「お店の味」の再現に徹底的にこだわりました。
師匠と兄による実食評価
動画では、関係者による忖度なし(?)のレビューも行われました。
師匠・前島司氏(せたが屋店主)の評価
店舗のラーメンと冷凍ラーメンを食べ比べた感想です。

店舗の方がニンニクのパンチが強い。冷凍の方は少しマイルドで上品な仕上がりだね。厳密に言えば違うが、個別に出されたら全然わからないレベル。これはこれで美味しい
と、冷凍食品としての完成度の高さを認めました。
兄・セイキン氏の評価
ヒカキンさんが「出前」として自宅へ届け、その場で調理しました。

うわ、これ店の味だ! ニンニク効いてるね
店舗の味を知っているセイキンさんでも、お店の雰囲気と味を十分に感じられるクオリティに仕上がっているようです。

まとめ
2026年2月23日の閉店日は残念なニュースですが、4ヶ月で8万杯という記録的な提供数は、みそきんというブランドの強さを証明しました。独自試算でも、その凄まじい集客力と売上規模が浮き彫りになりました。
「日本一食べられないラーメン」と呼ばれたみそきんですが、今回の「冷凍みそきん」の発売により、ようやく全国のファンがその味を楽しめるチャンスが巡ってきました。閉店までの残り期間、実店舗も冷凍通販も、激しい争奪戦が続くことが予想されます。


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