TKO木下さんに性被害を受けたことを告発して話題になっている青木歌音さん。彼女は自分が性分化疾患で、「自らの意思に反して体が女性化し男から女の姿になってしまった」と告白しています。
誤解を受けやすい「性分化疾患」について青木歌音さんの体の性別・心の性別、悩みについて掘り下げていきます。
幼少期

青木さんは幼少期から自身の身体が他の子供たちと異なることに気づいていました。性分化疾患のため、性別が明確に定まらないという身体的特徴を持っていましたが、詳しくは自分自身で理解はできていませんでした。
また、学校や周囲の人々からは、その違いに対してからかわれたり、いじめを受けることもあり、孤独を感じていました。
思春期

思春期に入り、第二次性徴が現れる頃になると、胸が膨らみ始めるなどの女性としての特徴がより強く出始めました。中学生の頃にはBカップくらいになっていて、学校に行くときにはガムテープでぐるぐる巻きにしてたようです。
自身の性別に対する疑問がさらに強まりました。自分の心の性は男なのに、女性の身体へと変化していくことでギャップに悩み、自己肯定感が低下しました。

大学1年の頃にはにさらに女性っぽくなり、学校行くといきなりお尻触られたり、普通に男の子の格好をしているのにトイレ入ったら「なんで女がこの中にいるんだよ!」って追い出されたりとかするようなことも頻繁にあったようです。
結局、大学に行くのも怖くなってしまい中退してしまいました。さらには、家庭内でも理解が得られずに居心地が悪くなってしまって家出しまいました。
成人期

家出して21歳頃になっていると、ホルモンバランスが変わってきた事が脳にも影響を与えてきたのか、性自認が女性として安定してきました。
そこから女性を自認するようになった青木は髪の毛を伸ばし、メイクをするようになりました。そして、病院を受診し自身が“性分化疾患”であることを知ったのです。
そこからは、自身の性別アイデンティティを確立するために多くの時間を費やしました。性分化疾患についての知識を深め、自身の身体と心に向き合うことで、少しずつ自己受容を進めました。

具体的には体の性である女性として生きていくことを決めたのです。およそ100万円をかけ、性転換手術を受け、戸籍上も女性になりました。
芸能界に入ってからも、性分化疾患について公表することはありませんでした。しかし、自身の経験を共有することで、同じような悩みを抱える人々の力になりたいという思いが強くなりました。
公表

2020年、青木歌音さんは自身が性分化疾患であることを公表しました。これは、社会的な理解を深め、同じような境遇にある人々への支援を目的としたものでした。
公表後、多くの人々から共感や支援の声が寄せられました。青木さんは、自身の経験を語ることで、性分化疾患に対する社会的な認識を変える一助となったのです。
青木歌音さんの歩みは、性分化疾患に対する理解と受容を広めるための重要な一歩となっています。彼女の勇気ある行動は、多くの人々に希望と力を与えています。
青木歌音さんの女性としての夢

青木歌音さんはメディアから将来の夢を聞かれたときに
「やっぱり結婚して普通のおばちゃんになること。やっぱり私は普通になりたかったっていうのがあったんで、普通って今まであんまり体験してなかったので、普通を早く味わいたいですかね。」
と普通の女性としての生活を送ることを夢見ているようです。
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