【衝撃】自民党の四役が一斉辞意、石破政権は崖っぷちへ
衝撃的なニュースが永田町を駆け巡りました。先の参議院選挙での歴史的敗北を受け、自民党の森山裕幹事長をはじめとする「党四役」が一斉に辞意を表明。
これは単なる選挙の引責辞任ではありません。
党内から噴出する「解党的出直し」を求める声に突き上げられた、石破茂総理に対する事実上の「不信任」であり、政権が崖っぷちに立たされたことを象徴する出来事です。
かつて「ぜったいに石破は総理にさせてはいけない!」と周辺に語ったとされる安倍晋三元総理。その深い懸念が、今まさに現実のものとなりつつあります。
なぜ?「決められない総理」への不満が爆発

辞任劇の直接的な引き金は、参院選での与党過半数割れです。しかし、党内の不満の矛先は、石破総理のリーダーシップそのものに向けられています。
「総理になる前と言っていることが全く違う」
「重要課題を先送りし、全く物事を決めない」
かつては政権を厳しく批判する「与党内野党」として鳴らした石破氏。しかし、いざトップに立つと、その決断力の欠如ばかりが目立ちます。
このリーダーシップ不在が選挙敗北を招いたと多くの議員が感じており、今回の四役一斉辞意は、執行部が批判の矢面に立つことで、総理への直撃をかわす「防波堤」となった格好です。
国民感覚とのズレ、安倍元総理との決定的な違い

物価高に国民が苦しむ中、石破政権が重視するのは、期待される大型減税よりも「財政規律」です。将来的な増税も辞さないかのような姿勢は、「国民に寄り添っていない」との批判を招いています。
これこそが、安倍元総理が最も懸念した点とシンクロします。
安倍氏は、経済再生のため積極財政を推し進めました。一方、財政再建を重視する石破氏とは根本的に相容れません。安倍氏が抱いた「自分が進めてきた路線が全てリセットされかねない」という危機感が、「石破総理だけはダメだ」という言葉になったのです。
党内基盤が脆弱な石破氏が、国民の声にも党内の声にも応えられず立ち往生している現在の姿は、まさに安倍氏の懸念が的中したと言えるでしょう。
残された道は「解散総選挙」しかないのか

党役員が一斉に辞任する異常事態は、党の機能不全の現れです。党内からは「一度解党するくらいの覚悟で出直すべき」という「解党的出直し」を求める声が日に日に強まっています。
もはや党内をまとめきれない石破総理に残された道は、国民に直接信を問う「衆議院解散・総選挙」しかないとの見方が大勢です。
しかし、国民の厳しい視線の中、その選挙に勝てる保証はどこにもありません。今回の四役一斉辞意は、政権末期の危険なシグナルであり、解散総選挙という最後の賭けに向けて、政局は一気に緊迫の度を増しています。
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