またか…『イナズマイレブン』新作、10回目の延期にファン落胆

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2018年の発売予定から実に7年、幾度となくファンを待たせ続けてきた株式会社レベルファイブの新作ゲーム『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』

初代『イナズマイレブン』の発売日という記念すべき日である2025年8月22日(金)の発売が目前に迫る中、再びの発売延期が発表された。

新たな発売日は2025年11月14日(金)。この決定に、長年待ち続けたファンからは怒りや呆れ、そして深い失望の声が広がっている。

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迷走の7年間:『アレスの天秤』から『ヴィクトリーロード』への長き道のり

ヴィクトリーロード

この物語の始まりは、2016年にまで遡る。当初『イナズマイレブン アレスの天秤』として発表され、2018年の発売を予定していた本作。しかし、ここから果てしない延期の旅が始まった。

当初発表タイトル発売予定時期延期後
2016年イナズマイレブン アレスの天秤2018年夏2018年秋
2018年秋2018年冬
2018年冬2019年5月以降
2019年イナズマイレブン 英雄たちのグレートロード2020年春2021年
2022年イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード2023年中2024年中
2024年中2025年8月22日
現在2025年8月22日2025年11月14日

度重なる延期の理由は「クオリティアップのため」と繰り返されてきた。タイトルも『アレスの天秤』から『英雄たちのグレートロード』へ、そして現在の『英雄たちのヴィクトリーロード』へと変更。

対応プラットフォームも当初のNintendo Switch、PS4、スマートフォンから、Nintendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|S、Steamが加わるなど、プロジェクトの規模と方向性が迷走を続けたことがうかがえる。

今回の延期理由は「コンテンツボリュームが想定以上となり、音声収録や多言語翻訳に時間を要しているため」と説明された。しかし、発売まで残り1ヶ月というタイミングでのこの発表に、多くのユーザーが「開発スケジュールなんてあるようで無い会社なのだろう」と、企業の開発体制そのものへ厳しい視線を向けている。

「子供が大人に…」待ちくたびれたファンの悲痛な叫び

インターネット上では、今回の延期に対するファンの声で溢れかえっている。その多くは、もはや怒りを通り越して呆れや不信感だ。

「イナズマイレブンのゲームを楽しみに待ってる我が子。当時小学生だったのにもう17歳なんですけど・・・」

「公式発表はまるで苦渋の決断かのような文面だが、これで10回目の延期。8月22日は初代発売日という特別な日で、『今度こそは』と信じていたのに」

「どうせ11月も間に合わないだろう」

特に、子供の成長と共にコンテンツから卒業してしまうという意見は切実。

「ゲーム『スナックワールド』も延期を繰り返し、発売は結局2年後でした。2年も経ったら子供はそのコンテンツを卒業しちゃうんですよ」という声に代表されるように、レベルファイブの延期癖は今回に始まったことではない。

ファンにとっては、待っている間に熱が冷め、楽しむタイミングそのものを失ってしまうという残酷な現実がある。

「発売日に関する信頼は地に落ちた」企業の姿勢に募る不信感

不信感

「仕上がってから発表すべき」
「予測できないなら発売未定でいい」

といった意見は、まさにファンの本音だろう。期待を煽るような発売日を発表しては延期を繰り返す姿勢は、プロモーションとしての効果を狙っているのでは、と勘繰る声すらある。

同社の別タイトル『レイトン教授と蒸気の新世界』についても、「この調子じゃ…たぶん無理かな…」と発売を危ぶむ声が上がっており、企業としての信頼は大きく揺らいでいる。

「一体いつ発売を信じたらいいのか不信になる」「どうせ11月も間に合わないだろう」。 ファンからのこうした声は、単なる批判ではなく、長年作品を愛し、待ち続けてきたからこその悲痛な叫びだ。

レベルファイブは、失った信頼を取り戻すためにも、これ以上の延期なく、ファンが納得できるクオリティの製品を約束の日に届けるという、企業としてあまりにも基本的な責務を果たす必要がある。

ファンが本当に求めているのは、壮大な言い訳ではなく、ただ「遊べる」という事実だけなのだから。

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