「青筋ピンク」という一度聞いたら忘れないキャッチフレーズと共に、SNSやリアリティ番組で強烈なインパクトを残してきた実業家・インフルエンサーの平川愛里菜(ひらかわ えりな)さん。
2025年10月、彼女が経営する会社が倒産したというニュースが報じられました。
炎上を繰り返しながらも、その言動で注目を集め続ける彼女は何者なのでしょうか。その経歴、人物像、そして「青筋ピンク」の由来から現在の活動まで、彼女のすべてに迫ります。
会社倒産と「生き様発信家」への転身
2025年9月17日、平川愛里菜さんが代表を務めていた株式会社IrisTree(アイリスツリー)が、破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
報道によれば、平川氏自身のインフルエンサーとしての知名度を活かして事業を行っていましたが、コロナ禍でイベント受注が激減。アパレル事業への転換を図ったものの、競争の激化などから資金繰りに行き詰まったとされています。
同社は2019年に設立(創業は2015年)され、福岡市を拠点にイベント企画、モデル派遣、アパレル事業などを展開していました。
この報道を受け、平川さん自身も2025年10月25日頃、自身のSNSで

経営者としての道をいったん終えました
と報告。事実上の「経営者引退」を宣言し、多くの人に支えられたことへの感謝と、迷惑をかけたことへの謝罪を綴りました。
しかし、彼女はこれで終わりではありません。破産報告と同時に、自身の肩書きを「生き様発信家」と改めたことを発表。「失敗も私の一部」と語り、事業を失ってもなお、自らの生き様を発信し続けるという強い意志を見せています。
平川愛里菜とは?九大卒の意外なプロフィール

その過激な言動から「炎上系」として知られる平川さんですが、実は驚くべき経歴の持ち主です。
| 本名 | 平川 愛里菜(ひらかわ えりな) |
| 出身地 | 福岡県 |
| 学歴 | 九州大学工学部 卒業 |
| 愛称 | 青筋ピンク・血管ネキ・子宮ネキ |
「狂犬」とも称されるキャラクターと、九州大学工学部卒という才女の経歴。この大きなギャップこそが、彼女のミステリアスな魅力の源泉の一つと言えるでしょう。
なぜ有名になった?「青筋ピンク」となった経緯
平川愛里菜さんの名が広く知られるようになったきっかけは、2022年に配信された恋愛リアリティ番組『Nontitle』シーズン4への出演です。
この番組で彼女は、他の出演者と激しく衝突する姿を隠さず見せ、「狂犬」というあだ名がつくほどのインパクトを残しました。特に、感情が昂るあまり相手に詰め寄るシーンはSNSで切り抜かれ、賛否両論を巻き起こしながら瞬く間に拡散されました。

その後も、起業家育成リアリティ番組『REAL VALUE』に出演した際、堀江貴文氏ら審査員と激しい議論を交わすなど、物怖じしない姿勢が度々話題に。
SNS上でも自らの意見や私生活を赤裸々に発信し、その過激な内容がたびたび炎上。「炎上博多娘」として、良くも悪くも注目を集め続ける存在となりました。
「青筋ピンク」の由来とは?
彼女の代名詞ともいえる「青筋ピンク」というワード。これは、彼女自身がSNS(特にInstagram)のプロフィールなどで使い始めた造語です。
その由来は公言されていませんが、以下のように推測されています。

💢青筋(あおすじ)
感情が昂った際や、写真の写り具合などで、こめかみや首筋の血管(青筋)が目立つこと。リアリティ番組で見せた激しい一面の象徴。
💢ピンク
彼女自身のイメージカラーや、発信する世界観(アパレルなど)でピンク色を多用していること。
「血管ネキ」「子宮ネキ」といった他の独特な愛称と同様に、自らの身体的特徴やコンプレックスさえも武器に変え、ブランディングする彼女ならではのワードセンスと言えます。
プライベート情報:離婚歴とシングルマザーの一面
ミステリアスな部分も多い彼女ですが、プライベートに関してはSNSで驚くほど赤裸々に語っています。
✅️結婚・恋愛
離婚歴があることを公表しています。現在の彼氏の有無については、確かな情報はありません。
✅️子供
2歳半(※2025年10月時点の情報)の娘が一人おり、シングルマザーとして育てています。

SNSでは「離婚してなかなか娘と会えなくなった」といった投稿や、娘との関係性についての葛藤を綴ることもあり、炎上キャラとは異なる「母の顔」も覗かせています。
交友関係

彼女の交友関係は、主にリアリティ番組の共演者が中心とみられます。『REAL VALUE』での堀江貴文氏のように、番組内では激しく衝突した相手とも、ビジネス上の関係は続いている可能性があります。
しかし、SNSではあくまで「個」としての発信が中心であり、特定の誰かと親密な交友関係をアピールすることは少ないようです。
まとめ
九州大学卒の才女でありながら、「狂犬」と呼ばれるほどの激しい気性で炎上を繰り返し、シングルマザーとしての一面も持つ。そして今回、経営者として「倒産」という大きな挫折を経験しました。

しかし、その失敗すらも「生き様」として発信する平川愛里菜さん。多くの批判を浴びながらも、それ以上の熱狂的なファンを引きつける彼女の魅力は、その「裏表のない、むき出しの人間らしさ」にあるのかもしれません。
「生き様発信家」として再スタートを切った彼女が、これから何を発信していくのか。その動向から目が離せません。

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