透明感と芯の強さを併せ持つ逸材 – 白石聖、2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』で掴む「国民的女優」の座

白石聖 芸能ニュース
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清廉なルックスと、役柄に憑依するような確かな演技力で、着実にキャリアを積み重ねてきた女優・白石聖(しらいし せい)さん。

これまで数々の話題作に出演してきた彼女ですが、2026年はそのキャリアにおいて最も重要な一年となることが確実視されています。

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』への主要キャストとしての出演決定。当初、この役は永野芽郁さんが演じる予定でしたが、急遽の辞退を受けて白石聖さんが代役として抜擢されました。

この「代役抜擢」という事実は、彼女がNHK制作陣から「緊急事態を任せられる確かな演技力を持つ若手実力派」として信頼されている何よりの証拠であり、ここが名実ともに「国民的女優」へとステップアップする決定打になると見られています。

話題のワダイでは、白石聖さんの女優としての凄み、抜擢も納得のこれまでのキャリア、そして意外な素顔や魅力に迫ります。

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2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』での重要な役どころ

豊臣兄弟!

2026年(令和8年)放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(主演:仲野太賀)において、白石聖が演じるのは、物語の鍵を握る重要人物・直(なお)です。

主人公の「初恋の人」にして悲劇のヒロイン

直は、仲野太賀さん演じる主人公・木下小一郎(のちの豊臣秀長)の幼馴染であり、彼が想いを寄せる「初恋の人」という役どころです。

秀長と兄・秀吉の故郷である尾張中村の土豪の娘として生まれ、男勝りな性格ながらも密かに小一郎を慕う健気な一面を持つ女性。しかし、戦国という乱世の波に翻弄されていく「悲劇のヒロイン」でもあります。

悲劇のヒロイン

大河ドラマにおける「主人公の初恋相手」「幼馴染」は、物語の序盤から中盤にかけて視聴者の感情移入を誘う極めて重要なポジションです。

永野芽郁さんの代役というプレッシャーのかかる状況下での起用ですが、彼女の持つ「儚さ」「芯の強さ」が、戦国の世を生きる女性の生き様とどうリンクするのか、放送前から高い期待が寄せられています。

白石聖とは? 華麗なる経歴と転機

デビューからブレイクまで

  • 生年月日:1998年8月10日
  • 出身地:神奈川県

彼女の芸能界入りは、高校2年生の夏休みに原宿・竹下通りでスカウトされたことがきっかけでした。その後、2016年(平成28年)にドラマ『AKBラブナイト 恋工場』で女優デビューを果たします。

初期のキャリアで特筆すべきは、2019年(平成30年/令和元年)に結婚情報誌『ゼクシィ』の12代目CMガールに起用されたことでしょう。「美少女タレントの登竜門」とも言われる同CMへの出演により、その透明感あふれる美貌は広くお茶の間に知られることとなりました。

事務所移籍と大河への道

順調にキャリアを積んできた彼女に大きな動きがあったのは、2025年(令和7年)5月のこと。これまで所属した芸能事務所からの移籍を発表し、その直後に『豊臣兄弟!』への出演が発表されました。

環境を一新し、大河ドラマという大舞台に挑む彼女の決意がうかがえます。

「白石聖」のブレイク理由は? 代表作で見る3つの魅力

多くの若手女優がひしめく中で、なぜ白石聖が頭一つ抜け出し、大河ドラマの重要キャストにまで上り詰めたのか。

そのブレイク理由は、単なるビジュアルの良さだけではありません。彼女の評価を決定づけた代表作とともに、その3つの要素を紐解きます。

その1. 圧倒的な「透明感」と「王道ヒロイン」の風格

ゼクシィ

最大の武器は、誰が見ても「美しい」と感じる圧倒的な透明感です。『ゼクシィ』CMガールへの抜擢が象徴するように、彼女には「王道ヒロイン」として画面を華やかにする天性のオーラがあります。

この清潔感は、大河ドラマのような国民的番組において幅広い年齢層から好感を得るための必須条件です。

その2. 原作ファンも唸る「2.5次元」の再現力

彼女の評価を不動のものにしたのが、2018年のドラマ『I”s(アイズ)』です。

約700名のオーディション参加者の中からヒロイン・葦月伊織(よしづきいおり)役を勝ち取った彼女は、大人しく控えめながらも芯のある伊織を見事に体現。「二次元から飛び出してきたようだ」と絶賛されました。

葦月伊織

漫画原作の実写化は批判されがちですが、彼女は原作への深いリスペクトと自身のオタク気質を生かした解像度の高い役作りで、厳しい原作ファンだけでなく、原作者をも納得させるクオリティを見せつけました。

その3. 清純派のイメージを裏切る「演技の振り幅」

清楚な見た目とは裏腹に、激しい役柄もこなす「ギャップ」も魅力です。

日中共同制作ドラマ『時をかけるバンド』では、ガールズバンドのリーダー兼ボーカル・江花有希役を熱演。言葉遣いが荒く、熱くなりやすいキャラクターを演じ、従来のイメージを覆しました。

時をかけるバンド

実際に特技である歌唱や楽器演奏の経験を生かした情熱的なパフォーマンスは、彼女が単なる「守ってあげたくなるヒロイン」にとどまらず、「芯の強い戦う女性」まで演じられる実力派であることを証明しました。

制作サイドが「彼女なら任せられる」と信頼を寄せる最大の理由は、この演技の振り幅にあります。

ギャップのある素顔とプライベート

「癒やし系」の皮を被った「侍」

「聖(せい)ちゃん」「聖ちゃま」の愛称で親しまれ、ルックスは「癒やし系」そのものですが、本人は「サバサバしている」「全然癒やし系じゃない」と語るなど、竹を割ったような性格の持ち主です。

オタク

ガチのオタク気質
アニメや漫画(『銀魂』『うたの☆プリンスさまっ♪』など)をこよなく愛し、かつては声優志望だったことも。

特技はドラム
中学生時代は吹奏楽部、高校では軽音楽部でバンド経験があり、ドラムが特技。『時をかけるバンド』などの音楽作品での説得力は、この経験に裏打ちされています。

交友関係と評判

明るく裏表のない性格から、恒松祐里さんや伊藤沙莉さんなど、実力派女優との親交も深いようです。

ラジオ番組『白石聖のわたくしごとですが…』でのパーソナリティ経験もあり、トーク力やコミュニケーション能力も高く評価されています。

パーソナリティ

恋愛観・結婚観:実は「攻略したい」肉食系?

現在独身で、決定的な熱愛スクープ(週刊誌によるツーショット写真など)は一度も撮られたことがなく、「清廉潔白」なイメージを守り続けています。

しかし、過去の共演歴から、ファンの間で噂がささやかれた相手が全くいないわけではありません。

噂になった人物たち

ネット上やファンの間で名前が挙がったことがあるのは、映画『胸が鳴るのは君のせい』で共演した浮所飛貴(美少年)や、ドラマ『I”s』で恋人役を演じた岡山天音などです。

特に『I”s』での岡山天音さんとの演技はあまりに自然で相性が良かったため、「現実でも付き合っているのでは?」と錯覚する視聴者が続出しました。

岡山天音

しかし、これらはあくまで「作品内でのケミストリー(相性)が良すぎた」がゆえの憶測に過ぎず、プライベートでの目撃情報は一切ありません。

この「噂は立つが証拠は出ない」という鉄壁のガードも、彼女のプロ意識の高さと言えるでしょう。

意外な好きなタイプ

清純な見た目に反して、恋愛観は少しアグレッシブな一面も。過去のインタビューでは

白石さん
白石さん

クールな人を攻略して、デレた瞬間を見たい
ツンデレが好き

と語っており、相手に尽くされるよりも、自分が追いかけて振り向かせたい願望があるようです。 また、好みの男性ファッションとして「シャカシャカしたナイロン素材のアウター」を挙げるなど、気取らないスポーティーなスタイルを好む傾向があります。

インドアな趣味(アニメ・ゲーム)を共有でき、かつ程よい距離感を保てる「自立した男性」が理想のようです。

現在は2026年の大河ドラマという女優人生最大の勝負時にあるため、恋愛よりも「仕事優先」モードであることは間違いありませんが、もし彼女の心を射止める人物が現れるとすれば、それは彼女のオタク趣味や仕事を深く理解できる「包容力のある大人」かもしれません。

総括:2026年、彼女は「時代の顔」になる

急遽の代役抜擢というドラマチックな経緯を経て、戦国の世の悲劇のヒロイン「直」として大河ドラマに挑む白石聖。 『ゼクシィ』ガールで見せた透明感、『I”s』で見せた再現力、そして『時をかけるバンド』で見せた熱量。これら全ての経験が、2026年の『豊臣兄弟!』で結実しようとしています。

ピンチをチャンスに変え、その実力で「国民的女優」の座を掴み取ることができるのか。2026年は、白石聖にとって、そして日本のドラマ界にとって忘れられない一年になるはずです。

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