2025年の「日本メガネベストドレッサー賞」政界部門に石破茂首相が選出された。しかし、このニュースに対して、ネット上では祝福よりも「なぜ?」「全くふさわしくない」といった批判や戸惑いの声があがっています。
「メガネが最も似合う人」に贈られる輝かしい賞と、石破首相のパブリックイメージとの間には、なぜこれほど大きなギャップが生まれてしまったのか。その背景には、これまで積み重ねられてきた服装への無頓着さや、生理的な嫌悪感を示す声の存在があった。
「ベストドレッサー」とは真逆? 国民の記憶に残る“ヨレヨレスーツ”

今回の受賞に最も多くの人が違和感を覚えた原因は、石破首相の「身だしなみ」に対するイメージだろう。特に有名なのが、総裁選の街頭演説で見せた“ヨレヨレスーツ”姿だ。

見かねた支援者がスーツをプレゼントした、という話が全てを物語っている。そんな人がベストドレッサーとは何の冗談か

組閣の記念写真ですら、モーニングのズボンがダブダブだったのを忘れたの?官邸HPでこっそり修正していたくせに
このように、首相という立場にありながら服装に無頓着な印象は根強い。本来はサスペンダーで吊るすべきモーニングをベルトで着用し、裾がずり下がってしまった一件は、「だらしなさ」の象徴として多くの人の記憶に刻まれている。
「ドレッサー」という言葉が持つ「着こなしが上手い人」という意味とは、あまりにもかけ離れていると感じる国民が多いのは当然のことだろう。
外見だけではない…「食べ方が下品」「気持ち悪い」という生理的な嫌悪感

批判の声は、単に服装の問題だけにとどまらない。より根深い問題として、石破首相の所作、特に「食事の仕方」に対して、生理的な嫌悪感を抱くという意見がネット上では根強く存在する。

テレビでご飯の食べ方を見てから無理になった。くちゃくちゃしていて本当に下品

どんなに正しいことを言っていても、あの食べ方がチラついて内容が入ってこない。生理的に気持ち悪いと感じてしまう
これらの声は、政策や思想以前の、個人の感覚的な「好き嫌い」の領域に踏み込んでいる。しかし、「ベストドレッサー」という賞が持つ「輝いている人」というイメージと、こうした「下品」「気持ち悪い」といった生理的な負のイメージが結びつかないと考える人が非常に多いのだ。

メガネというアイテムが顔の中心にあり、その人の印象を大きく左右するものであるからこそ、所作に対する厳しい目が向けられ、受賞への反発につながっている。
授賞式が浮き彫りにした「国民感情との致命的なズレ」

結局のところ、今回の騒動が浮き彫りにしたのは、賞を選出する側と、それを受け止める国民感情との間の「致命的なズレ」だ。
就任会見で、新品のメガネからブランドロゴのシールを剥がし忘れていたというエピソードも、今回の受賞と合わせて「やっぱりこの人はこういう人だ」という印象を補強してしまった。

選んだ人は、本当に世間の声が聞こえているのか?話題性だけで選んだとしか思えない

岸田前首相の方がよっぽどメガネのイメージがあった。今回の人選はあまりにも唐突すぎる
メガネ業界のイベントという側面があるとはいえ、多くの国民が抱く石破首相のイメージは「無頓着」「だらしない」「どこか不快感がある」といったものが大半を占める。

その中で「ベストドレッサー」という栄誉ある称号が贈られたことは、国民感情を無視した選考だと受け止められても仕方がないだろう。
今回の受賞は、石破首相を祝うどころか、かえって彼が持つ負のイメージを増幅させ、世間との「ギャップ」を改めて露呈させる皮肉な結果となってしまった。
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