【実は珍獣】「たぬき」は日本にしかいない?世界が驚く日本の身近な動物

たぬき 自然・宇宙
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「♪たんたんたぬきの~」という童謡や、信楽焼の愛嬌ある置物。私たち日本人にとって、「たぬき」は古くから親しまれてきた、とても身近な動物です。

しかし、道端で出会うこともあるこの動物が、世界的に見れば非常に珍しい存在であることは、あまり知られていません。

話題のワダイでは、実は世界ではレアな「たぬき」の秘密に迫ります。

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「たぬき」の正体と、その驚きの生息地

たぬき犬

たぬきは、食肉目イヌ科タヌキ属に分類される動物です。名前に「イヌ」とありますが、オオカミや犬とは異なる、独自の進化を遂げた原始的なイヌ科動物と考えられています。

驚くべきは、その生息地です。現在、野生のたぬきが自然に生息しているのは、日本、朝鮮半島、中国、ロシア南東部など、東アジアの非常に限られた地域のみ。

ヨーロッパにも生息していますが、これらは毛皮目的で持ち込まれた個体が野生化した外来種です。

つまり、私たちが当たり前のように出会う「たぬき」は、世界的に見れば非常に分布域の狭い、貴重な動物なのです。「日本だけ」というわけではありませんが、日本がその主要な生息地の一つであることは間違いありません。

海外では「アライグマ犬?」アライグマとの大きな違い

たぬきとアライグマ

海外でたぬきは「Raccoon Dog(アライグマ犬)」と呼ばれることが多く、その名の通り、しばしばアライグマと混同されます。しかし、両者は全く別の種類の動物です。

項目たぬきアライグマ
分類イヌ科アライグマ科
しっぽ縞模様がなく、垂れ下がっている長くふさふさで、はっきりとした縞模様がある
指は4本(犬と同じ)指は5本で、物をつかむのが得意
目の周りの黒い模様が離れていることが多い目の周りの黒い模様がつながっている
生態臆病な性格。冬眠(擬冬眠)をすることがある好奇心旺盛で気性が荒い。手先が器用

このように、生物学的な分類から見た目、生態まで、多くの違いがあります。海外の動物園で初めてたぬきを見た人が、その独特の姿に「犬なの?アライグマなの?」と驚くエピソードは後を絶ちません。

世界から見た「TANUKI」のエピソード

海外では、その愛嬌のある見た目から動物園でも人気者ですが、その珍しさから様々なエピソードが生まれています。

✅️イギリスでの大捜索
2019年、イギリスでペットとして飼われていたたぬきが2匹脱走し、「アライグマに似た危険な動物」として大々的に報道され、大捜索にまで発展しました。日本では考えられない大騒動です。

たぬきが2匹脱走

✅️ゲームキャラクターとしての人気
世界的に人気のゲーム「どうぶつの森」シリーズに登場するキャラクター「たぬきち」によって、”TANUKI”という存在を知った海外の若者も多くいます。

たぬきち

✅️アニメの影響
スタジオジブリの映画『平成狸合戦ぽんぽこ』は、海外でも『Pom Poko』として知られ、たぬきが持つ不思議で神秘的なイメージを世界に広めました。

平成狸合戦ぽんぽこ

これらのエピソードからも、たぬきが海外ではいかに「珍しい」特別な存在として認識されているかが分かります。

「たぬき」という名前の由来

人を化かすたぬき

ところで、「たぬき」という名前は何から来ているのでしょうか。

じつは語源に関しては諸説あります。

田んぼにいる生き物をよく食べていたことから「田を抜くもの」という意味で「たぬき」と呼ばれるようになったという説や、魂を抜くほど人を化かすことから「魂抜き(たまぬき)」が転じたという説などがあります。

いずれにせよ、その名前の由来からも、たぬきが古くから日本の人々の暮らしや文化と深く結びついてきたことがうかがえます。

まとめ

日本では身近な存在のたぬき。しかし一歩世界に目を向ければ、その生息地は非常に限られ、アライグマとは全く異なる、世界的に見ても珍しい動物です。

最近ではあまり見かけることが少なくなったたぬきですが、ぜひ見かけた際には

「おお珍獣」

と感動してあげてください。

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