Unityでスマホアプリを開発してお小遣いを稼ぎたい!

Unity

突然ですがゲーム開発エンジンってご存知ですか?ゲームを開発するためのエンジン=つまりゲームを開発するための環境・アプリなどのことです。

そのゲーム開発エンジンというのは種類がたくさんあるんですが、なかでもスマホでアプリを作るのに適しているのが「Unity」なんです。パソコン上で操作をするんですが、その「Unity」を使ってスマホアプリ開発し、収益化するまでのチャレンジを記録として残しておくことにしました。

何か役立つことがあるかもしれませんし、自分自身の備忘録にもなるのではと思っています。初回はまず準備編です。

アプリ開発に必要な環境

さて、今回は実際にアプリ開発を始めるために何が必要なのかを確認していきましょう。まずはリストにしてみました。

  1. パソコン
  2. アンドロイド端末
  3. クレジットカード

多分これだけあれば大丈夫です。アンドロイド端末はアプリの動作確認にあった方が便利ですが、最悪なくともアプリ開発をはじめる事はできます。

ただある方が何かと便利だし、最終的には動作させるのはアンドロイド端末なので、やす〜い中華スマホでいいので入手しておきましょう。

続いてこの3つをもう少し詳しく解説していきましょう。


1 パソコン

最新のパソコンである必要はないですが下記のスペックくらいはクリアした方がいいかと思います。OSはWindows、Mac、Linuxが対応しています。私はWindowsとMacを使っているので両方を使いながら説明をしていきます。

  • OS   Windows10以上。できればWindows11(サポート考えると新しい方がいいかと思います)Macの場合はMac OS 10.13以上
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  • CPU  Intel Corei7(8コア以上)がおすすめ。ここはスペックが良ければ良いほど作業が快適になり、結果としていいものができると思います。
    Windowsの場合ノートパソコンよりはデスクトップのほうをおすすめします。Macの場合はおすすめはAppleシリコン搭載(m1以降)がお勧めです。Macの場合はノートタイプでもしっかり動きます。

そうは言っていますが私のWindowsパソコンのCPUはRyzen5 1500Xです。普通に問題なく動きます。しかし、立ち上げ時はビルド時などはやはり時間がかかります。

  • GPU  nVidiaのRTX4060以上がいいかと思います。GPUは価格が高止まりしているのでお財布にはなかなか厳しいと思います。ちなみに私は貧乏なのでGTX1050Tiです。かなり古いですが2Dゲーム作成ならば問題なくできています。
  • メモリ 16G以上、できれば32G以上あればとっても快適です。Macはメモリ効率が良いので 8G以上で大丈夫だと思います。
  • 記憶装置 SSDで512Gあれば十分だと思います。今はHDD(ハードディスク)を使用している人は少ないかと思いますがHDDでも問題はありません。データ類などの保存はクラウドでも十分です。
  • ディスプレイ これは絶対2台揃えましょう。アプリ開発をすると最低でもUnityの画面とVisual Studioの画面の2ウインドウは必要だし、その他にも画像ソフトやWEB画面を見ます。さらに最初はYouTubeなどでHowto動画を見ながら進めることになるので10ウインドウくらい一度に開きます。2台揃えてやっとなんとかなる感じだと思います。サブのディスプレイは近くのパソコン屋さんかハードオフなどで安く売っているのでそれで十分だと思います。

2 アンドロイド端末

アンドロイド端末はなくても大丈夫とは言いましたがあった方が色々とはかどります。

Unityでアンドロイドアプリを開発していく中で動作確認を何度もすることがあると思います。その時パソコン上での動作確認には限界があります。なぜならパソコン上ではスマホならではの操作の動作確認が取れないからです。

例えば画面タッチの動作の確認だったり、スマホの傾きによって動作する仕組みであったり、バイブ機能の動作の確認などなど・・パソコン上では確認できないですよね。

これらを実機でしっかり確認しておくと公開後のバグや不満なども減るでしょう。

さらには今後アプリを開発してリリースが近づくとクローズドテストという難敵が現れます。その際にスマホがあった方がいいので1台手に入れておきましょう。

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3 クレジットカード

アプリを開発してGoogle Play StoreやApp Storeにアプリを登録するにはお金がかかります。詳しくは下記のようになっています。

  • Google Play Store

   25ドル(1ドル=150円換算で約3,750円初回のみかかります

  • App Store

   99ドル(1ドル=150円換算で約14,850円毎年かかります

iPhoneのアプリが配信できるApp Storeはとっても魅力的ですが、費用が高いです。まずはGoogle Play Storeで公開して、収益化が見えてきてからApp Storeを始めたらいいです。さらにはGoogle Play Storeに関してもアプリを登録するまでは費用はかからないのでたちまちは0円でアプリ開発は始められます。

まとめ

言い忘れていましたがUnityは無料です。これはとっても凄いことです。なぜならUnityではどんなゲームでも作れるからです。

例えば、

  • ポケモンGO
  • ドラクエウォーク
  • 原神
  • ドラゴンクエストⅧ
  • Among Us

これらはUnityで開発されています。無料のツールでここまで作れるってすごくないですか?

実際には年間20万ドル稼いでいる場合は有料プランに変えなければだめなんですが、20万ドルって・・・3000万円です。当分は気にしなくて良さそうですね(笑)

さて今回はアプリ開発に必要な環境について書いてきましたがいかがですか?パソコンがあれば基本的には0円でまずは開発環境は揃います。

ただ、私のおすすめとしてはGoogle Play Storeは最初に登録しておいたほうが良いと思います。理由は2つ

  1. お金を出すことで本気度が増す! やはり少しでも出費したほうが回収するためにも真剣になるのでいいかと思います。
  2. 早めに登録しないと条件が変わるかも? Google Play Storeの登録に関して2023年11月に大きな変更がありました。簡単に説明するとアプリの公開に大きな制限が加わりました。これは今後も厳しくなるのではと言われています。

ぜひ早めに登録をしましょうね。

では次回は実際にパソコンに必要なソフトなどをインストールしていきましょう

本日はここまでです。ありがとうございました。

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