2025年は始まったばかりですが、東京都は早くも1月8日からスギ花粉が飛び始めました。この時期に飛び始めるのは統計開始以来最も早いということです。都内では早くも花粉症の症状を訴える声が出てきています。
なぜこんなに花粉の飛散が早まってきているのでしょうか?
飛散が早まっているもっとも大きい理由は地球温暖化だと言われています。冬が短くなり、春の訪れが早まることでスギの花粉の飛散が早まっているようです。その他にも様々な理由があるので、今年の花粉の飛散の特徴とあわせて紹介していきます。
今年の花粉の飛散予報 – 平年との違い

2025年の春の花粉飛散予報のポイントと平年との違いを見ていきましょう。
- 1月から都内など一部では花粉の飛散が始まっていますが、本格化するのは2月上旬からです。九州から関東の一部で飛散が本格化し、3月下旬にかけて徐々に北上をしていく見込みです。
- スギ花粉のピークは2月下旬から、ヒノキ花粉は3月中旬からの見込みです。
- 飛散量は、広い範囲で例年より多く、四国・近畿は平年の2倍以上の所もあるようです。
一部地域では花粉の飛散が始まったようですが、全体としては飛散開始時期はほぼ前年並みのようです。ただ毎年少しずつ早くなっているようですね。
また今年は飛散量が多いようです。特に四国・近畿では平年の2倍以上になるようなので、花粉症の人は対策必至ですね。
なぜ花粉の飛散が早まっているのか

年々早まっている花粉の飛散時期ですが、その理由は冒頭に説明した理由を含めて大きく5つの理由が大きな影響を与えているようです。
1. 気候変動(温暖化)の影響
地球温暖化により、冬の気温が上昇し、春が早く訪れるようになっています。これにより、スギの開花時期が早まり、花粉の飛散開始時期も早くなる傾向があります。また、気温が高いほどスギの生育が促進され、花粉の量が増えることも影響しています。
2. 都市化とヒートアイランド現象による影響
都市部ではヒートアイランド現象により気温が周囲よりも高くなるため、都市近郊のスギ林で花粉飛散が早まる場合があります。まさに東京での飛散開始時期が異常に早いのはヒートアイランド現象の影響だと思われます。
3. CO₂濃度の上昇による影響
温室効果ガスである二酸化炭素の濃度が上昇すると、植物の光合成が活発になます。もちろんスギの光合成も活発化し、その結果としてより多くの花粉が生産され、飛散することになります。花粉の量が増えることは飛散時期が早まることにもつながっているようです。
5. 森林の高齢化による飛散量の増加の影響
日本のスギ林の多くは戦後に植林されたもので、現在成熟期を迎えているスギが多いです。成熟したスギは花粉を多く生産し、その飛散が増加するとともに飛散時期が早くなっているようです。
花粉の飛散が早まると困ること 5選

花粉の飛散が早まると色々と困りますよね。花粉症の人からすれば地獄のような期間ですから。特に困る事を5選あげてみました。花粉症でない方にも是非みていただいて、この時期は花粉症の人たちをケアしてあげてください。
1. 花粉症の症状が長期間続く
一番困るのはもちろんコレですね。飛散開始が早まるとそれだけ花粉症の期間が長引くことになります。くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状に苦しむ期間が延びるのです。
2. 医療費や薬代の増加
今や花粉症の症状は薬抑えないと何もできなくなりますよね。症状が長期間にわたるため、病院の受診回数や花粉症対策の薬の購入が増え、その分経済的な負担が大きくなります。
3. 日常生活の支障:集中力の低下や仕事の効率ダウン
花粉症の症状は本当につらいです。薬で抑えることはできますが、それでも全く症状が消えるわけではありません。集中力が低下したり、家事や仕事の効率が落ちるなど、日常生活に影響が出ることになります。
4. 外出が減ることでたまるストレス
花粉の飛散中はどうしても外出を避ける傾向があります。春のレジャーやお花見、アウトドア活動などはなかなか積極的には参加できません。せっかくの暖かいお出かけシーズンに家で過ごす時間が増え、ストレスが溜まりがちです。
5. 春物の衣類や洗濯の管理が難しい
花粉の飛散が早まると洗濯物を外に干せなくなる時期も早まってしまいます。せっかく暖かくなってきて洗濯日和が増える中、家の中でしか干せないのは乾燥までの時間が長引いたり、洗濯物が臭くなったりやっかいです。
また外出した時には玄関でしっかりと花粉を落とさないと、家の中に花粉を持ち込んでしまうことになるので、その手間も増えてしまいます。
花粉とうまく向き合って乗り切りましょう。
花粉の飛散は今後も早まり、さらには飛散量が増える傾向にあることはほぼ間違いありません。この事実はもう受け入れるしかなさそうです。
2月〜4月は花粉が大量に飛散することは覚悟した上で、少しでも快適に生活できる工夫をするしかないようです。また、自分が何の花粉に対してのアレルギーなのかをしっかりと調べた上で、適切な時期に対策をするようにしましょう。
現代において避けられない花粉症、しっかりと対策をして最小限の被害で済むようにしましょう。
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